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男子、山内連覇 女子は土屋が初出場V 掛川・新茶マラソン

4/16(月) 8:25配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 第13回掛川・新茶マラソン(同実行委主催、静岡新聞社・静岡放送共催、キャタラー特別協賛)は15日、掛川市のつま恋を発着点に、フルマラソン(42・195キロ)など5種目に約6200人が参加した。男子のフルマラソンは山内英昭(浜松ホトニクス)が2時間26分58秒で連覇を達成し、女子は初出場の土屋直子(富士市)が3時間51秒で初優勝を飾った。10キロの男子は中川学(ホンダRC)、女子は青島育美(SMILEY)が制した。

 

 ■男子山内、20キロ過ぎから加速

 男子は山内(浜松ホトニクス)が連覇を達成した。2月の東京マラソンで2時間18分24秒の自己新記録を出したが、最近は右膝に違和感を抱えていた。だが、昨年を1分46秒上回る2時間26分58秒で3度目の優勝を飾った。

 スタートから先頭に立ち、勢いに乗った。徐々に後続を引き離し、20キロ過ぎからは追い風を受けてさらに加速。2位に1分51秒の差をつけた。

 地元住民からの応援も力に変えた。実家が掛川市の山内は「学生時代の先輩や友人が見てくれている」と粘り強く力走。「ペースを乱すことなく自分の走りができた」と胸を張った。

 次に控えるレースは6月のサロマ湖100キロウルトラマラソン。4位以内に入れば、100キロ世界選手権(9月、クロアチア)の日本代表の切符を手にすることができる。2016年の同選手権覇者の山内。「2大会連続出場に向け、調整していきたい」と意気込んだ。



 ■女子土屋、事故や骨折 乗り越え

 フルマラソン女子を制したのは、初出場の土屋(富士市)。雨上がりの強風の中、起伏の激しい難コースを終始トップで激走した。「最後の坂で足が動かなくなったけれど必死に頑張った」

 シドニー五輪金メダリストの高橋尚子さんに憧れ、ロードを走り始めたのが16年前の26歳のころ。30歳でフルマラソンを初完走。走るたびに記録を更新し楽しさを覚えた。自己記録は8年ほど前に横浜国際女子マラソンで出した2時間35分12秒。当時の記録には遠く及ばないが、「優勝は久しぶり」と口元をほころばせた。

 会社員として働きながら、毎日15キロ走って力を培ってきた。幾多の困難も乗り越えた。6年前、ランニング中に左足首を脱臼骨折。2年前には練習中に交通事故に遭い、右足首の骨折、腰椎の圧迫骨折という大けがを負ったが、走ることを諦めなかった。

 今大会は夫浩一郎さん(40)と長女絢音さん(7)も3・5キロのファミリーの部で出場し、家族で走る喜びを共有した。「来年は少しでも記録を縮められるようにしたい」と情熱を燃やし続ける。



 ■10キロの部 中川(男子)6年ぶり頂点 青島(女子)初優勝

 10キロの部は男子の中川(ホンダRC)が6年ぶり4度目、女子の青島(SMILEY)が初の優勝を成し遂げた。

 中川は2位で終わった昨年の借りを返した。3キロ過ぎでトップに立ち、自分のペースを保ちながら後続を突き放した。「最近のレースで疲労もあったが、粘り強く走れた」と充実感をにじませた。

 10年ぶりに出場した青島は、39分9秒の自己新記録で頂点に立った。これまでは40分前後の記録が多かった。8日に焼津市で行われたハーフのレースでも4位に終わり、悔しい思いをしたばかりだった。「とにかく抜かされないように必死だった。うれしいの一言」と満面の笑みを浮かべた。

静岡新聞社