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ラミDeNA、17年ぶり8連勝!超新星・京山がデビュー3戦3勝

4/16(月) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、DeNA6-1中日、3回戦、DeNA3勝、15日、横浜)DeNAは15日、中日3回戦(横浜)に6-1で快勝し、2001年以来、17年ぶりの8連勝を飾った。先発の高卒2年目、京山将弥投手(19)が六回途中3安打1失点の好投でリーグトップの3勝目。プロ初登板となった1日のヤクルト戦(横浜)から3戦3勝で、球団記録を更新した。ラミレス監督や筒香も感嘆する19歳は、これで3勝、防御率1・10、勝率10割でリーグ3冠。故障者続出で苦しい先発陣を力強く牽引(けんいん)している。

 泰然自若のたたずまい-。19歳の京山が、円熟の大投手のように飄々と投げ込んだ。力感のない投球フォームから、キレ味鋭い直球を内外角にピタリ。変化球も巧みに配し、チームを2001年以来、17年ぶりの8連勝に導いた。

 最大のピンチは四回。アルモンテに右前打を許し、一死一、二塁の場面だ。平田を144キロの外角直球で右飛。高橋をチェンジアップで空振り三振に仕留めると、拳を握りしめ、この日で唯一、感情を表に出した。

 「自分で連勝が途切れたらアカンなぁと気合が入っていました。でもプレッシャーが逆に力になって、いい投球ができたと思います」

 六回途中を3安打1失点。デビュー戦となった1日のヤクルト戦から球団新記録の3戦3勝で、勝ち星、防御率1・10、勝率10割はセ1位で投手3冠に立っている。

 今永、ウィーランド、浜口の先発3本柱が故障で開幕ローテーションから外れる中、若き投手陣がチームを支えている。その筆頭が京山。周囲の“大人”たちは19歳に驚かされっぱなしだ。まずはその「制球力」。登板3試合で、与四球はわずか4。ラミレス監督は「非常に安定している。3ボールからでもしっかり抑えられる」と信頼を寄せる。

 原点は滋賀・近江高時代に琵琶湖の風に歯を食いしばり耐えた伝統の練習メニュー『三角』にあるという。「とにかく走って、走って…。冬を乗り越えて2年になった頃から制球力がついたんです」。ホームベースと右翼、左翼ポール間を結ぶ三角形を、1周1分以内でダッシュ。1日9セットをこなし、徹底的に鍛え上げた下半身が、安定感抜群の投球を支える。

 持ち味は「ポーカーフェース」だ。木塚投手コーチは、「打たれてもアウトでも表情を変えず、飄々と投げている」と驚嘆。主砲の筒香も「彼はいつも堂々としている。若いから、という目では見ていないです」と一目置いている。

 『日曜日の男』を務める京山の次戦は、22日のヤクルト戦(神宮)が有力。さらに勝ち星を積み重ねれば、あの3文字も見えてくる。「とれるなら、とって損はない。結果的にとれれば、うれしいですね」と京山。『新人王』の3文字への憧れもサラリ、飄々と口にした。