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熊本地震の本震から2年となった16日、60代の夫婦が犠牲になった熊本県南阿蘇村立野の被災現場で、地区の住民ら30人ほどが花を手向けた。発電所の施設が壊れたことにより9世帯の住宅が全半壊した。月命日に続けてきた地区としての慰霊行事は、三回忌の今回が最後になるという。
【写真】熊本地震本震から2年。多くの人が犠牲となった南阿蘇村の高野台地区では、花や線香が手向けられていた。奥は阿蘇大橋崩落現場=2018年4月16日午前8時52分、熊本県南阿蘇村、金子淳撮影
2016年4月16日未明の地震では九州電力黒川第一発電所の貯水槽が壊れた。大量の水が土砂とともにふもとの新所(しんしょ)地区に流れ込み、片島信夫さん(当時69)と利栄子さん(同61)夫婦が亡くなった。
住民は、隣接する同県大津町などにそれぞれ避難し、九電との補償交渉を続けた。これまでに遺族を除くすべての被災世帯の交渉がおおむね決着した。自宅の立っていた土地は九電に渡り、工事用道路などに変わる。慰霊ができるように、今後、被災現場近くに慰霊碑を建てるという。
元のように一つの集落として暮らすことはできなくなった。全世帯で戻りたいと訴えていた前区長の山内博史さん(64)は「先祖代々の土地を離れるのは忸怩(じくじ)たる思い。納得はできないが、離ればなれになっても祭りなどでつながりは大切にしていきたい」と話した。(大畑滋生)
■阿蘇大橋の崩落現場でも家族が追悼
熊本地震本震から16日で2年。被災地では、犠牲になった人たちを悼む姿が各地で見られた。
大学生大和(やまと)晃(ひかる)さんが犠牲となった阿蘇大橋の崩落現場を、父卓也さん、母忍さん、兄翔吾さんが訪れ花を手向け、発生時間の午前1時26分、手を合わせた。(金子淳)
朝日新聞社
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