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24歳、ボクサーへの夢再び 元高校チャンプ・高橋

4/16(月) 21:20配信

京都新聞

 ボクシングの元高校チャンピオンが、けがや就職で一度は諦めた選手の夢を再び志し、24歳でプロボクサーへの道を歩み出した。世界王者を育てた南京都高(現京都廣学館高)の先輩トレーナーに弟子入りし、「やるからには世界に挑みたい」と二人三脚で頂点を目指す。
 ワールドスポーツボクシングジム(東京都)の高橋拓磨。小学6年で競技を始め、南京都高では選抜、インターハイ、国体の主要大会全てでタイトルを獲得した。2010年に亡くなった武元前川監督が指導した最後の学年の選手で、大学は村田諒太(帝拳)と同じ東洋大に進んだ。
 大学では指導者がおらず伸び悩み、けがで右膝の手術も経験した。「自分のボクシングを完成させられないまま終わった」と思い残し、卒業後は医療機器の会社に就職した。
 営業マンとして実績を挙げ満足感はあったが、世界チャンピオンになった同年代の拳四朗(BMB、城陽市出身)や、昨年世界戦に挑んだ同高OBの大森将平(WOZ)の活躍に刺激を受けた。「自分もまだできるんじゃないか。やらずに後悔はしたくない」と再挑戦を決意した。
 元世界王者の名城信男さんを育てた同高OBの藤原俊志トレーナーがいる現在のジムで昨秋から指導を受けている。「実戦感覚が戻ってきた。自分で決めたことだから楽しい」と地道な練習に励む。
 近くプロテストを受け、デビュー戦を目指す。高校時代から自慢のパンチ力を生かし、相手を圧倒するスタイルが持ち味だ。藤原トレーナーが「僕が見てきた中で一番の素質。もう一度やると言ってくれた時はうれしくて涙が出た」とほれ込む逸材。安定した生活を手放し、覚悟を持って夢に挑む。

最終更新:4/16(月) 22:24
京都新聞