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(セ・リーグ、巨人4-5広島、3回戦、広島2勝1敗、15日、東京D)セ・リーグ最下位の巨人は15日、広島3回戦(東京ドーム)に4-5で敗れ、セ最速の10敗目を喫した。同点の七回に登板した上原浩治投手(43)=前カブス=が3失点し、今季2敗目。前回10日のDeNA戦(東京ドーム)に続く乱調で、早くも「勝利の方程式」から外れる可能性が出てきた。開幕15試合目の10敗到達は、1リーグ時代の1947年の14試合(4勝10敗)以来、球団では71年ぶり。2リーグ制が導入された1950年以降では初の屈辱となった。
オレンジ色に染まる右翼席から、ため息が洩れた。マウンドを降りた上原は、呆然(ぼうぜん)とベンチから戦況を見つめ、現実をかみしめた。
「スプリットを狙われているのは分かるので、真っすぐを入れていかないといけないと思った。そこに投げきれなかったので、自分のミスです」
6回2失点と粘った野上からバトンを受け、同点の七回に登場。ポンポンと二死を取った矢先、菊池へのスプリット・フィンガード・ファストボールが高めに浮き、勝ち越しのソロを被弾した。さらに…、勢いに乗った鯉打線に打ち込まれた。
続く丸に四球を与えると、松山に左越えの適時二塁打、エルドレッドに左中間越えの適時二塁打を浴び、3失点。1回を投げきれず、中川との交代を告げられ、ベンチに下がった。3失点で初黒星がついた前回10日のDeNA戦(東京ドーム)に続き、G投の大黒柱が救援に失敗した。
打線は九回に坂本勇の2点打などで1点差まで迫るも、最後はゲレーロ、マギーが凡退し、リーグ最速の10敗目。11勝5敗1分けでオープン戦を1位で終えた巨人が開幕ダッシュに失敗した。開幕から15試合目の10敗到達は、1947年の14試合目以来、71年ぶりの屈辱となった。
リーグ1位のチーム打率・271を誇る一方で防御率4・88は、12球団ワースト。先発陣だけでなく、厚みを増したはずの救援陣も苦しんでいる。2戦連続で打ち込まれた上原は、試合終盤の「勝利の方程式」から、一時的に配置転換される可能性も出てきた。
試合後にベテラン右腕は首脳陣と話し合い、「(斎藤投手総合コーチからは)今後、こういう場面で使うのはちょっと厳しいということだった。四回、五回に早めに(肩を)作ることもあるでしょうね。一番はとにかく状態を良くするということ」と明かした。3月に電撃復帰を決断した元メジャーリーガーが、早くも4月から苦境に立たされた。
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