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判決まで207日…過去最長の裁判員裁判、全面対立に

4/16(月) 13:01配信

朝日新聞デジタル

 初公判から判決まで207日を要する過去最長の裁判員裁判が16日、神戸地裁姫路支部で始まった。殺人や逮捕監禁致死などの罪に問われた元パチンコ店経営の中村春根被告(47)は罪状認否で「全ての事件について私は無罪です」と起訴内容を否認した。検察側は被告が配下に指示して起こした事件だと主張し、弁護側は関与を全面的に否定。検察・弁護側が全面対立する構図となった。

 起訴内容は2010~11年、被告が知人らと共謀して作業員男性(当時37)、広告会社元社長の男性(同50)、無職男性(同57)を兵庫県姫路市などで殺害したり、監禁して死亡させたりしたとするもの。

 検察側は冒頭陳述で、「自ら経営するパチンコ店の関係者を暴力などで支配し、自分の手を汚さず配下の者に犯行を指示した」とし、被告が事件の首謀者だとする構図を提示。1999年に被告の父親が死亡した傷害致死事件にまつわる怨恨(えんこん)や、被告が広告会社に融資した資金の返済遅れなどのトラブルを事件の原因と主張した。

 一方、弁護側は冒頭陳述で「仮に監禁や殺害などが行われたとしても、被告は現場におらず、指示もない。捜査機関は、全事件が被告の首謀と決めつけて捜査をした」と反論。さらに被害者とされる3人中2人の遺体は見つかっておらず、残る1人についても死亡時の状況が明らかになっていないと指摘した。

 判決は11月8日に言い渡される予定。

朝日新聞社