ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

週刊誌報道「事実と異なる」=セクハラ、辞任を否定―財務省調査で福田次官

4/16(月) 16:59配信

時事通信

 財務省は16日、週刊新潮がセクハラ疑惑を報じた福田淳一事務次官に対する聞き取り調査の結果を公表した。

 福田氏は調査に対し「週刊誌報道は事実と異なる」と疑惑を否定するとともに、「名誉毀損(きそん)に当たることから、(発行元の)新潮社を提訴すべく準備を進めている」と表明した。

 福田氏は、国民の不信を招き、麻生太郎財務相ら関係者に迷惑を掛けていることを「誠に申し訳なく感じている」と謝罪する一方、進退問題については「緊張感を持って職務に取り組む」として辞任の考えがないことを強調した。

 ただ福田氏に対しては、野党の更迭要求だけでなく与党からも責任を問う声が上がっており、辞任圧力が収まるかどうかはなお不透明だ。

 調査は、財務相の指示を受けて矢野康治官房長らが行った。福田氏は週刊新潮がセクハラ発言として報じた内容を「女性記者との間でこのようなやりとりをしたことはない」と否定。公開された音声データに関しても「かなりにぎやかな店のようだが、そのような店で女性記者と会食をした覚えもない」と否定した上で、「女性記者に対し、相手が不快に感じるようなセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)に該当する発言をしたという認識はない」としている。

 財務省は「客観性を担保する観点から、外部の弁護士に委託して引き続き福田次官への調査を続ける」と説明。福田氏からの聴取だけでは事実関係の解明は困難だとして、同省の記者クラブに加盟する各社に対し、福田氏との間で新潮報道のようなやりとりをした女性記者がいれば調査に協力するよう、官房長名の文書で要請した。

 先週発売された週刊新潮は、福田氏が複数の女性記者にセクハラ発言を繰り返したとして酒席などでの詳細なやりとりを報じ、その後、福田氏のセクハラ発言とされる音声をインターネット上で公開した。

 週刊新潮編集部は、財務省の調査で訴訟の構えを見せた福田氏の主張に対し、「記事は全て事実に基づいたものです。財務省が本日公表した文書に対する見解は、19日発売の次号に掲載いたします」とコメントしている。 

最終更新:4/16(月) 18:12
時事通信