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<阿波おどり破産>徳島市観光協会が即時抗告 

4/16(月) 18:31配信

毎日新聞

 徳島市の「阿波おどり」事業の累積赤字が4億円以上に膨らんだ問題で、徳島地裁から破産手続き開始決定を受けた主催者の市観光協会は16日、決定を不服として即時抗告した。全国の個人や企業から協力金約3億3000万円が寄せられ、協会保有の現預金約1億5000万円と合わせれば、「約3億8000万円の債務が弁済でき、当面の協会の運営にもめどが立った」と主張している。

 協会によると、破産手続き開始決定後、阿波踊りの有名連(グループ)が所属する「阿波おどり振興協会」が中心となり、融資などを呼び掛けていた。高松高裁で決定が取り消されれば、今夏の阿波踊りの準備を進め、協力金は事業の収益で返済していくという。

 昨年までの阿波踊り事業は、会計を担う協会と運営担当の徳島新聞社が共催してきた。赤字を問題視した市は事業の損失補償を取りやめ、地裁に協会の破産を申し立てた。地裁は3月29日、破産手続き開始を決めた。

 徳島新聞社は12日、市に対し、事業の安定運営に向けた基金創設を提案し、原資として3億円の寄付を申し入れた。同社は「赤字に一定の道義的責任がある」としている。【大坂和也】

最終更新:4/16(月) 18:42
毎日新聞