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大人になった時に影響が?!子どものうちに自己肯定感を高めよう!

4/16(月) 12:21配信

ベネッセ 教育情報サイト

日本の子どもたちの自己肯定感が低いということが問題視されています。全国の公立小学校4~6年生、中学校2年生、高校2年生を対象とし、平成27年に行われた国立青少年教育振興機構の調査結果によると、日本の子どもたちの自己肯定感が年齢を追うごとに低下していることがわかりました。(※1)
今回は、幼児期~小学生の時期に育まれる自己肯定感について、ご紹介します。

自己肯定感とはなんだろう

自己肯定感とは「自分は大切な存在である」「自分はかけがえのない存在だ」といったような、いわゆる自尊感情のことです。
文部科学省では2017年6月に「自己肯定感を高め、自らの手で未来を切り拓く子どもを育む教育の実現に向けた、学校、家庭、地域の教育力の向上」を取りまとめ、子どもたちの自己肯定感の低さを改善するための環境づくりについて検討を行っています。
また、子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題の中で、自己肯定感の重要性や、学校、家庭・地域の役割などについて触れられています。(※2)

特に、乳幼児期から小学校高学年までの発達段階において重視すべき点は、十分な自己の発揮と他者の受容による自己肯定感の獲得、ありのままの自分を肯定し他者の価値観にとらわれないようにすること、自分の能力を認めていくということと述べられています。

自己肯定感は誰にでも備わっている感情であり、大切に育てていくことが重要です。家庭内での生活習慣や保護者との関わりとも関連しており、「自分は大切な存在である」と思えるかどうかは、保護者が自分のことを理解してくれること、賛成してくれること、また家族で過ごす時間が多ければ多いほど育まれていきます。
教育の現場においては、自己肯定感尺度といった指標もあるため、これらを利用し教育に生かしていくことが期待されています。

自己肯定感が低いとどうなるの?

日本の子どもたちの自己肯定感が世界の子どもたちと比較して、低いということに触れてきましたが、一体なぜなのでしょうか。(※3)
日本の子どもたちの自己肯定感が低いことの要因として、謙虚さを大切にするといった考え方や個人主義的な発想を良いこととしない国民性があると言われています。(※4)
そういった環境の中で子どもが成長していくと、さまざまな課題にぶつかった際に自分自身の考えを肯定できないために、不安や悩みが多くなってしまうのではないでしょうか。

成長していくにつれ、セルフイメージの描き方が変わってくるので、子どもの頃とはまた違った不安を感じたり悩んだりすることもあるかもしれません。
また、小さな頃から保護者など周りから否定されることが多く褒められることがなかったなど、認められた経験が少ない場合も、自分は大切にされていないという気持ちになり、自己肯定感が低くなるでしょう。自己肯定感の低さが原因で、性格的に飽きっぽい、比較することや他人の批判をする、疑いや不安などの感情をもつため攻撃的になってしまう、ということにつながります。

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