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<話題>中古車関連、大手2社の株価に明暗

4/16(月) 8:30配信

モーニングスター

 13日のマーケットで、中古車の「ガリバー」を展開するIDOM(いどむ)<7599>が大幅高。株価は一時前日比87円高の880円まで値を上げ、1月15日に付けた年初来高値888円に接近した。

 材料視されたのは12日引け後に発表した決算の内容。同社は中古車買い取りの最大手だが、戦略的に取り組んでいるのが中古車の展示販売店舗の出店加速による「小売」の強化。従来は店頭で中古車を買い取り、それをオークションで売却する「卸売」を収益源としたが、売却までの2週間を利用して小売店舗で販売し、収益の最大化を目指そうというもの。2週間で販売できなければオークションで売却するため在庫管理コストが抑えられ、「卸売」に比べ高い利益率が得られる。

 その戦略が奏功し、18年2月期は全直営店の小売台数が12万5151台(同31.3%)と、ついに卸売台数の9万5728台(同8.0%減)を超過。連結売上高2761億5700万円(前期比9.8%増)、営業利益67億7900万円(同50.7%増)で営業利益は従来予想を17億5100万円上回り、19年2月期も売上高2900億円(前期比5.0%増)、営業利益76億円(同12.1%増)と2ケタ増益を見込んだ。

 中古車関連ではネクステージ<3186>の業績も順調に推移している。しかし、同社の戦略はIDOMと逆。販売の大手のため買い取りの強化に注力しており、整備まで手掛ける総合店も意欲的に出店している。

 ただ、9日引け後に発表した18年11月期第1四半期(17年12月-18年2月)の連結業績は売上高345億5900万円(前年同期比27.6%増)、営業利益8億7900万円(同67.1%増)と順調で、10日に株価は一時前日比122円高の1295円まで値を上げたが、終値は51円安の1122円といったん材料出尽くしの動き。会社側が上期の予想営業利益17億円(同6.0%増)を据え置いたことがネックになったのかも知れないが、計算上8億2100万円(同23.8%減)にとどまる第2四半期(3-5月)の予想営業利益には保守的な印象が漂う。

(モーニングスター 4月13日配信記事)