ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

こだわりの会社理念より「流れに身を任せる」経営が強い理由

4/16(月) 6:30配信

ハフポスト日本版

何が起こるかわからない時代には、すぐ古びる理念より、変化を受け入れるリーダーの方が必要だ。

猛スピードで変わり続ける新宿・歌舞伎町で、ホストクラブ経営者として部下200人を率いる手塚マキさん。最近は歌舞伎町商店街振興組合の理事として、歌舞伎町の街をよくするプロジェクトに関わっている。

「経営も街づくりも、ビジョンやコンセプトを何も考えていません」と手塚さんは言う。「だって、未来や社会の変化なんてコントロールできないですよ。コンセプトにこだわるより、流れに身を任せて、“来るもの拒まず“の方が面白いです」。

コンセプトなしで突き進む手塚さんに語ってもらった。

ホストがゴミを拾う理由

僕は毎月2~3回、仲間のホストや街の人たちと一緒に、歌舞伎町でゴミ拾いをしています。

ホストクラブの社員に社会性を身につけてもらえたら...と思って気軽に始めただけなんですが、「ホストがゴミ拾い」というのが珍しいのか、世間から注目され始めました。

「どうして、やってるんですか?」「歌舞伎町をどんな街にしていきたいんですか?」。歌舞伎町商店街振興組合の理事をやっていることもあって、たくさん質問を受けるのですが、正直、困ってしまいます。

僕の中には、歌舞伎町の明確なビジョンなんてない。それに、街が複雑すぎて、一個人では何も語れないですよ。

でも、色々聞かれるので、勉強した方がいいのかなと思い、山崎亮さんが書いた『ふるさとを元気にする仕事』を読みました。山崎さんは、全国の地方のまちづくりや商店街の活性化に取り組んでいる有名な人です。

いま、日本各地で人口が減って、商店街では空き店舗が増えています。山崎さんは、そんな元気がない街に入り込み、ワークショップを開いて住民を巻き込みながら、空き店舗を再生したり、離島をおしゃれな観光スポットに変えたりしています。

山崎さんによると、役所が仕切って街をデザインするのではなく、「住民」が当事者意識を持って、みんなでアイデアやコンセプトを一緒に考えながら街を良くしていくとうまくいくそうです。

1/3ページ