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困ったうちの子がすばらしい子に変わる方法

4/16(月) 16:20配信

ベネッセ 教育情報サイト

コーチングのプロ、石川尚子さんが子育てに役立つコーチング方法を伝授いたします。

小学5年生になり、4年生の時とはガラリと変わって、学校へ行くのが楽しくなったというお子さんの話を伺いました。勉強に対する意欲も増したそうです。よくよく聴いてみると、「やっぱり、担任の先生かあー」と思わされるお話ですが、先生の関わり方に委ねるばかりでなく、これは、家庭の中でも大いに使えるワザだなーと思いましたので、ご紹介させていただきます。

短所と見るか? 長所と見るか?

この5年生の男の子A君は、以前から、好奇心旺盛なお子さんだったようです。疑問に感じたことはすぐに聞かなくてはいられない性格で、授業中しばしば、手を挙げて先生に質問する癖がありました。

「先生、それって、どうしてそうなるんですか? そのままにしておいたら、どうなるんですか?」
その都度、授業が中断されます。4年生の時の担任の先生は、ほとほと手を焼いて、折々に、A君のお母さんに訴えていました。

「A君には、本当に困っているんです。途中で何度も質問されると、そこで授業が止まってしまって、なかなか先に進めることができません。ほかの子の迷惑になっています。ご家庭でも注意してもらえないでしょうか」

お母さんも、「どうしてうちの子は、先生の話を最後まで素直に聞けないのだろうか? なんて、集中力がない子なんだろう」と困ってしまいました。当然、A君のほうも、「迷惑になるから、質問しないように」などと言われると、面白くありません。しだいに、勉強にやる気をなくしていきました。

ところが、5年生になって、担任の先生が変わったとたん、A君はとてもイキイキし始めました。お母さんは、担任の先生に確認してみました。
「うちの子、授業を妨害したりなどしていないでしょうか?」
「とんでもない! A君は、ユニークな視点を持ったすばらしいお子さんですね。授業中に、A君が面白い質問をしてくれるので、そのたびに、ほかの子も、『一緒に考えてみよう! 調べてみよう!』という機会になって、勉強に興味を持ち始めるんです。A君にはいつも感謝しています」

A君の性格や行動自体が変わったわけではないのに、それを「すばらしい」と見てくれる先生がいたことで、A君はよりやる気になれたのです。

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