ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

90年前に坑内火災 夕張・神通坑、今も湯気立ち上る

4/16(月) 10:32配信

北海道新聞

小中学生が散策会

 【夕張】約90年前の坑内火災が鎮火しないまま閉鎖された「神通坑」周辺を小中学生が訪れる散策会が14日、開かれた。周囲に雪が残る中、あちこちから湯気が立ち上る様子に子どもたちは歓声を上げた。

【動画】5年ぶり結氷の摩周湖、氷ゆるみ青い湖面再び

 この日のガイドを務めた夕張地域史研究資料調査室の青木隆夫室長によると、神通坑は北炭が大正期に開発した。坑内火災が鎮火しなかったため、1925年(大正14年)に坑口が密閉された、と市史に記録されている。以後90年以上にわたって、火は地下でくすぶり続けている。

 散策会には10人が参加した。本町市街地の東側から、緩やかな山道を約30分かけて登った。斜面の所々に穴ができ、うっすらと湯気が立ち上る一帯で、青木さんが「今も鎮火しないまま残る旧炭鉱は国内では唯一」と解説した。子どもたちは穴に手を入れ、「温かいね」と話していた。

 散策会は、放課後や休日の小中学生向けに開設する市教委の「クレヨン会」の一環だ。(藤田香織里)

北海道新聞

最終更新:4/16(月) 10:32
北海道新聞