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都バスの乗客数トップ5系統とは 乗り場には長い列、でも「儲かる路線」とは限らない?

4/16(月) 16:11配信

乗りものニュース

収入額が年間12億円の系統も

 東京23区内を中心に、全129系統ある都営バス。なかでも最も繁盛しているのは、どのような系統でしょうか。

【地図】乗車人員および収入トップ5系統はここを走る

 東京都交通局は2015年度、2016年度について、受託運行路線を除く127系統の収支を公開しています。それに基づき、2016年度の1日あたり乗車人員トップ5系統を挙げると、次のようになります。

●乗車人員トップ5
1位:「都07」錦糸町駅前~亀戸駅通り~東陽町駅~門前仲町、1万9992人
2位:「王40」池袋駅東口~王子駅前~荒川土手~西新井駅、1万9840人
3位:「都02」大塚駅~春日駅前~蔵前駅前~錦糸町駅、1万8985人
4位:「東22」錦糸町駅~東陽町駅~門前仲町~東京駅丸の内北口、1万6989人
5位:「都01」渋谷駅前~六本木駅前~溜池~新橋駅前、1万5186人
※カギカッコ内は系統名。以下、主要系統の運行区間(支線や出入庫系統除く)、1日あたり乗車人員。

 同様に、2016年度の運賃収入トップ5系統を挙げてみると、次のようになります。

●収入額トップ5
1位:「王40」池袋駅東口~王子駅前~荒川土手~西新井駅、約12億5615万8000円
2位:「都02」大塚駅~春日駅前~蔵前駅前~錦糸町駅、約11億9011万5000円
3位:「都07」錦糸町駅前~亀戸駅通り~東陽町駅~門前仲町、約11億6230万5000円
4位:「都01」渋谷駅前~六本木駅前~溜池~新橋駅前、約10億8308万4000円
5位:「東22」錦糸町駅~東陽町駅~門前仲町~東京駅丸の内北口、約10億2236万9000円

 乗車人員トップ5系統が、収入額でもトップ5です。ちなみに2015年度も収入額トップ5は同順位で、高い需要があることがわかります。しかし、この5系統を収入額から支出額を引いた損益額、つまり黒字額の面から見ると、様相が大きく異なってきます。

●乗車人員および収入額トップ5系統の損益額(黒字額)
1位:「東22」錦糸町駅~東陽町駅~門前仲町~東京駅丸の内北口、約3億8623万7000円
2位:「都07」錦糸町駅前~亀戸駅通り~東陽町駅~門前仲町、約2億5041万6000円
9位:「都01」渋谷駅前~六本木駅前~溜池~新橋駅前、約1億914万6000円
10位:「都02」大塚駅~春日駅前~蔵前駅前~錦糸町駅、約1億548万7000円
29位:「王40」池袋駅東口~王子駅前~荒川土手~西新井駅、約2006万8000円

「王40」以外の4系統は127系統のなかで10位以内に入りますが、「王40」は29位と大きく後退します。ちなみに2015年度における「王40」の収入は11億8482万1000円、これに対し支出が12億1305万円で、損益では2822万9000円の赤字でした。需要が高いにもかかわらず、赤字になることもあるのはなぜでしょうか。

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