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両備バス労組が会社側にスト通知 他社新路線と競合で賃金ダウン懸念

4/16(月) 15:18配信

山陽新聞デジタル

 両備ホールディングス(HD、岡山市)の両備バス労働組合は16日、同市内の路線バス・西大寺線などで23、26、27日、ストライキを行うと会社側に通知した。循環バス「めぐりん」を運行する八晃運輸(同市)の新路線・益野線開設による競合で、賃金のダウンが推測されることなどが理由。会社側には雇用と生活の維持向上とともに、益野線認可の早急な取り消しを国に要請するよう求めている。

 通知によると、ストは西大寺線で23日午後1~3時と26日同1~4時に予定。益野線の運行が始まる27日は、高速と貸し切りを除き、県内の全36路線で終日バスを運行しない。グループの岡山電気軌道(同市)のバスは含まれていない。

 両備HDは、利用者への影響は初日600人、2日目1300人、3日目2万人とみている。

 同労組の組合員は700人で、ストに関係するのは478人。同労組は労働関係調整法に基づき、県労働委員会にストの実施を通知している。実施されれば県内のバス関連では2010年3月の中鉄北部バス(津山市)以来となる。

 16日、会社側との団体交渉に臨んだ同労組の高木秀治執行委員長は「めぐりんが参入すれば今の雇用と賃金を守れない可能性があると会社側から言われた。組合としても参入に反対する」と説明。両備HDの原雅之専務は「スト回避に向けて努力する」と述べた。

 八晃運輸の益野線を巡っては、両備グループの小嶋光信代表が9日、国や岡山市の手続きに問題があるなどとして中国運輸局に認可取り消しを申し入れている。