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「水かけの横暴」チョ・ヒョンミンは経営の一線から退くか

4/16(月) 7:44配信

ハンギョレ新聞

ベトナム出国から4日目の15日に急きょ帰国 姉のチョ・ヒョナの前例に従い公式謝罪の見込み 自粛した後に世論が静まれば再び経営復帰の可能性

 広告代理店職員を相手にした横暴疑惑が提起され、社会的公憤を買った大韓航空のチョ・ヒョンミン専務(35)の今後の去就に関心が集まっている。彼女は非難世論が広がると15日未明に帰国したが、まだ公開謝罪の有無は明らかにしていない。

 チョ専務はこの日、ベトナムのダナンを発った大韓航空機で仁川空港に帰国した。彼女は帰国直後、空港で「愚かだった。申し訳ない」として「水をかけてはおらず、押し退けただけだった」と文化放送の取材陣に話した。会社員匿名掲示板アプリ「ブラインド」などを通して広告代理店職員に水をぶちまけたという疑惑に火が点き、出国してから4日後のことだった。チョ専務は、常識外れの横暴論議で世論が沸き立っても「#私を探さないで」,「#休暇中です」などのハッシュタグを付けた文を自身のインスタグラムに上げた後、午後から有給休暇を使って出国し、非難世論に油を注いだ。

 特に、オーマイニュースがチョ専務と見られるある女性の悪口と暴言が録音された音声ファイルを公開し、公憤は一層大きくなった状況だ。大統領府の国民請願サイトにも「大韓航空の社名とロゴを変更してほしい」 「チョ・ヒョンミン専務の横暴を厳重に処罰しなければならない」という請願が上がり続けている。こうした状況から見て、チョ専務が近々公開謝罪し、現在の席から退くという展望が出ている。だが、大韓航空関係者は「今日未明に帰宅して家に留まっていると承知している。謝罪はすると見られるが、まだ具体的には決まっていない」と話した。これに先立って「ナッツ・リターン」事件で辞任したチョ・ヒョナ元大韓航空副社長は、3月に3年4カ月ぶりにKALホテルネットワークの社長として復帰した。姉であるチョ社長の前例に従い、謝罪記者会見をして自粛した後に経営陣として復帰する可能性も提起されている。これについて大韓航空のある職員は「姉と同じく大韓航空のブランドイメージに莫大な被害を与えたのに、オーナー一家という理由で世論が静まれば戻ってくるかもしれない」と話した。

 一方、ソウルの江西(カンソ)警察署は、当時の会議参席者を呼んで参考人調査をするなど、具体的な事件の経緯を把握するため事前調査に入った。江西警察署は「チョ専務が広告会社と会議したとされる当時、現場で状況を目撃した大韓航空職員数人を参考人身分で呼び、事実関係を確認した」と明らかにした。

 チョ専務は最近、自分が起こした「水かけの横暴」問題について謝罪するメールを社員に送っている。さらに、弁護士を選任し、謝罪メール作成のアドバイスを受けるなど、警察捜査などを準備していることが確認された。

 15日、大韓航空の職員たちによると、チョ専務は同日午後9時4分に「頭を下げてお詫びします」というタイトルのメールを職員らに発送した。チョ専務は「多くの方々が私に心のこもった指摘や批判を送ってくださり、私はこれをすべて心の奥に刻もうと思う」、「今後もっと開いた心で、反省の姿勢で臨むようにする」と反省の意を明らかにした。チョ専務はまた、「私は責任回避はしない。今回のことは全面的に私の失態であり過ち」だとし、「これから法的な責任を果たすことで、いかなる社会的な非難も甘んじて受け入れるようにする」と強調した。

チェ・ハヤン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:4/16(月) 7:44
ハンギョレ新聞