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DeNA先発陣の“穴”を埋める飯塚の成長…“凱旋登板”で初白星なるか?!

4/16(月) 19:00配信

ベースボールキング

3本柱不在の開幕

 今永昇太、ウィーランド、濵口遥大――。

 横浜DeNAベイスターズは、昨シーズン2ケタ勝利を挙げた先発の柱が不在のまま開幕を迎えた。

 だが、ローテーションに空いた大きな“穴”は、若手にとってみれば絶好のチャンスにほかならない。高卒2年目右腕、19歳の京山将弥がプロ初勝利を含む3戦3勝と星を稼げば、ドラフト1位ルーキー、左腕の東克樹も2度目の登板で白星をつかみ取った。

 そしてもう一人、先発投手としての役目を着実にこなしているのが飯塚悟史だ。高卒4年目の長身右腕は、打線の援護に恵まれず2戦未勝利(1敗)ながら、防御率は1.64。安定感のある投球で、アピールを続けている。

成長の跡

 マウンドに立つ飯塚の表情は、一軍初登板のチャンスを与えられた昨シーズンとは明らかに違う。ピンチの場面でも動じることなく、堂々と打者に向き合っているように見えるのだ。

 印象的なのは登板2試合目、4月10日のジャイアンツ戦だ。その初回、先頭の立岡宗一郎にストレートの四球を与え、続く吉川尚輝への初球は、腰のあたりを直撃する死球となった。

 立ち上がりで制球が定まらず、いきなり迎えたピンチの場面。ストライクを取りにいったところをクリーンアップに痛打される自滅の展開も十分にあり得たが、21歳の右腕は落ち着いていた。坂本勇人を遊ゴロ併殺、4番のゲレーロはレフトフライに打ち取って無失点で切り抜けた。

 飯塚が振り返る。

「これまでの自分なら、『ヤバい』って焦って、修正もできず、悪循環からビッグイニングをつくる形になっていたかもしれない。でも、あの試合では『ヤバい』とは思いながらも『2、3点はしょうがない』と。5~6回を2~3失点で投げようと割り切れたことがよかった。ゼロに抑えようという力みや焦りがなかったから、立て直せたのかなと思います」

 昨シーズンから数えれば一軍での登板は10回を超え、その場の空気に慣れてきた面もあるだろう。「マウンドで考える時間ができた」とも語るように、目の前の打者を見るだけで精いっぱいだった昨シーズンとは違い、試合全体を見渡す視点を持てるようになった。

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