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粟津の新土産、酒かす入りまんじゅう 温泉街の老舗が考案

4/16(月) 1:35配信

北國新聞社

 今年で開湯1300年を迎えた小松市の粟津温泉に新たな名物を作ろうと、温泉街に店を構える「根上酒販」(粟津町)が酒かす入りのまんじゅうを考案した。これまで同温泉では定番と言える土産物の菓子がなかったことから、南加賀の酒蔵の酒かすを使い、酒屋ならではの一品に仕上げた。同温泉オリジナルの味として浸透させ、節目の年の盛り上げに一役買う。

 まんじゅうは、宮本酒造店(能美市)の銘柄「福の宮」の酒かすを生地に混ぜ込んだ。生地であんこを包んで焼き上げており、酒かすの甘みやうまみが感じられ、香りも高い自信作という。

 根上酒販を営む根上康平さん(67)と妻理津子さん(61)が粟津駅前の和菓子店「御菓子処(どころ)マルニシ」(小松市符津町)に依頼し、酒かすの分量を試行錯誤して完成させた。「あわづ温泉酒粕(かす)入りあんぱん饅(まん)頭(じゅう)」の名で売り出している。

 同店は1901(明治34)年から117年にわたり、粟津温泉で酒やしょうゆを販売してきた。10年ほど前から特産品として温泉玉子もつくり、総湯などで販売されている。旅行者からは、ご当地菓子を求める声も多く寄せられたため、新たに菓子づくりに取り組むことにした。観光客や地元客から好評を得ており、リピーターも多いという。

 夏場には地酒を使った別の菓子を作ることも考えており、根上さんは「地元に根差した酒屋として1300年の年に何かしなければと思い立った。少しでも粟津温泉を訪れる人に喜んでもらえたらうれしい」と話した。

北國新聞社

最終更新:4/16(月) 2:21
北國新聞社