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ケンドリック・ラマー『DAMN.』がピューリッツァー賞に輝く

4/17(火) 5:30配信

bmr.jp

ケンドリック・ラマー『DAMN.』がピューリッツァー賞に輝く

ケンドリック・ラマー『DAMN.』がピューリッツァー賞に輝く

今年1月の第60回グラミー賞でラップ4部門すべてをさらった30歳のスター・ラッパー、ケンドリック・ラマーが昨年発表したグラミー受賞作『DAMN.』が、ピューリッツァー賞の音楽部門を受賞したことが発表された。

新聞、雑誌、インターネットでの報道、文学、楽曲などに贈られるピューリッツァー賞のうち、1943年から正式に制度化された音楽部門は、「アメリカ人によって作曲され、その年にアメリカで初めてパフォーマンスされたもの、もしくはアメリカでレコーディングされたもの」を対象とする賞。運営委員会は、現地時間の16日月曜、2018年のピューリッツァー賞音楽部門をケンドリック・ラマー『DAMN.』に贈ると発表した。これまで、セロニアス・モンクなどジャズでの受賞は例にあったが、そのほとんどはオペラ、クラシック、映画音楽などで、ヒップホップ作品の受賞は史上初。もちろんラッパーとしても史上初となる。なお、2008年にはボブ・ディランにピューリッツァー賞が贈られたが、これは特別賞となる。

運営委員会は、ケンドリック・ラマ―の『DAMN.』を「現代のアフリカン・アメリカンの生活の複雑さを見事に捉えた」作品だと評価している。米音楽セールスなどの実態を調査し報告するニールセン・ミュージックによる年間レポートで総合ユニットによる年間ランキング2位となるなど2017年を象徴するヒット作となり、第60回グラミー賞で最優秀ラップ・アルバム賞に輝いた『DAMN.』は、アルバムの曲順を逆に聴くことでケンドリックのメッセージを本当に理解できるという仕掛けが施されるなど、歌詞が伝えるストーリーの文学性においても以前から高く評価されており、実際に昨年12月には、曲順を逆に変えたコレクターズ・エディションも発売された。

また、ケンドリック・ラマーは前作『To Pimp A Butterfly』も、アメリカ社会における差別の問題や警察の暴力問題などのメッセージ性が高く評価されており、また第58回グラミー賞で最多ノミネート、最多5冠に輝くなどの活躍ぶりと共にその功績が讃えられ、ケンドリックは地元コンプトンから市の名誉賞である「Key to Compton」を授与されている。

最近はスーパーヒーロー映画として史上最高の北米興行成績を記録するなどメガヒットとなっている映画『ブラックパンサー』のサウンドトラックのプロデュース&キュレーションを担当し、ヒップホップの枠を超えたリーダーとして活躍するケンドリック・ラマーは、今夏の来日が決定。今年の〈FUJI ROCK FESTIVAL〉で7月28日(土)のヘッドライナーを務めることが発表されている。

最終更新:4/17(火) 5:40
bmr.jp