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「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月15~22日/クレーコート)の2日目、1回戦で錦織圭(日本/日清食品)とトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)が対戦。4-6、6-2、6-1で錦織が勝利し、2回戦進出を決めた。試合時間は1時間44分。
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両者は今回が6度目の対戦。これまでは4勝1敗で錦織が大きく勝ち越しているが、唯一の負け試合が2012年の同大会、3回戦。そのほかの試合はすべてハードコートということもあり、試合の行方が注目された。
第1セットは錦織の立ち上がりが悪く、ベルディヒに流れを持って行かれた。第2ゲームでブレークされてしまった錦織はチャンスを作りたいが、なかなかブレークすることができなかった。なんとかブレークできたのは第9ゲーム。しかし、直後の第10ゲームで再びベルディヒにブレークされ、4-6で第1セットを落とした。
第2セットでは、両者ともに決め手に欠ける中、先に錦織が第5ゲームでベルディヒのミスに乗じてブレークに成功する。そしてここから錦織は一気に調子を取り戻して第4ゲームから5ゲームを連取し、第2セットを6-2で取った。
迎えた第3セット、第1ゲームでベルディヒがダブルフォルトなどのミスを見せる中、落ち着いたプレーを見せた錦織が第1ゲームをブレークして先行する。対照的にベルディヒはミスが増え始めてきた。そのチャンスを錦織はしっかりと活かし、第5ゲームでもブレークに成功し、リードを広げる。第6ゲームもキープした錦織に対し、ベルディヒは気持ちが切れてしまったようで、第7ゲームでは錦織のショットを追いかける気力も失せてしまった。最後はラブゲームで錦織が3つ目のブレークに成功し、6-1で第3セットを奪った。
序盤に調子の出なかった錦織に対し、強烈なサーブで攻めたてたベルディヒ。徐々に調子を上げてストローク戦に持ち込んだ錦織の攻めに対して、ベルディヒはミスが増え始めてしまい、最終的には6本のダブルフォルトを含むエラーの数々で自滅してしまったようにも見えた。
勝利した錦織は、試合後のインタビューで「クレーでの一試合目ということもあり、出だしがあまり良くなかった。身体がまだまだついていっていない」「フォアはまだまだだが、サーブとバックが徐々に良くなってきて、それが勝利に導いてくれた」と語った。
また、第2セットの休憩時にトレーナーがやってきて、右手首のマッサージを受けていたことについては「治療してみないとわからないが、様子を見ながらやっていきます。しっかりと準備をして次に臨みたいです」と語った。
昨年、休養を取った原因となった右手首腱損傷の部分が痛むのか、マッサージしてもらいながら顔をしかめる様子が見られ、試合の行方にも影響があるのではと思われたが、むしろそれを払拭するかのようなプレーによって勝利をもぎ取った錦織。次は2回戦でダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。
(テニスデイリー編集部)
※写真は今季初となるクレー戦を勝利で飾った錦織
(Photo by Julian Finney/Getty Images)
(c)テニスデイリー
最終更新:4/17(火) 17:01
THE TENNIS DAILY
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