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『フラッシュ』復活、ドウェイン・ウェイドの活躍でヒートがシクサーズを撃破

4/17(火) 15:55配信

バスケット・カウント

ゲームハイの28得点以上に勝負強さでインパクトを残す

写真=Getty Images


プレーオフ1回戦のセブンティシクサーズvsヒート。第1戦はシクサーズが若い力で圧勝したが、第2戦ではヒートのベテランが力を発揮し、通算1勝1敗のイーブンに持ち込んだ。その主役は36歳のドウェイン・ウェイド。プレースタイルは変わったが、『フラッシュ』(閃光)と呼ばれた全盛期を彷彿とさせるプレーを披露した。

昨シーズンは故郷のブルズと契約したが、再建期のチームで居場所を得られなかった。今シーズンは盟友レブロン・ジェームズのいるキャバリアーズの一員になるも、ここでも本領発揮には遠く、チームの混乱の一因としてシーズン途中にトレードされる羽目に。だが、そうして復帰したヒートで、ウェイドは調子を上げてきた。ヒートでは21試合に出場したが先発出場はゼロ。このシクサーズ戦もベンチスタートだったが、コート上の誰よりも存在感を見せた。

結果からすれば、シクサーズがウェイドを軽視したことが敗因と言わざるを得ない。第1クォーター終盤にウェイドが投入された時点で、シクサーズのマークは十分ではなかった。ディフェンスが厳しく寄せてこない状況、ウェイドは変則的なステップからのフローターを沈めて初得点を挙げると、次のポゼッションでもプルアップ・ジャンパーを決め、さらにJJ・レディックを貫禄で押し込んでのレイアップと、3本のシュートを立て続けに成功させた。

第2クォーター立ち上がりには左のローポストからのフェイダウェイ・ジャンプシュートを決める。『フラッシュ』と呼ばれた当時からの代名詞とも言うべきプレーを見せ付けられてシクサーズは警戒を強めるが、すでに勢いに乗ったウェイドは止められなかった。

フィールドゴール16本中11本成功(68.7%)でゲームハイの28得点。スタッツ以上に、1本欲しいところで確実に決めるウェイドの勝負強さが光り、周囲もウェイドをよく盛り立てた。

ヒートは第2クォーター中盤に逆転した後は終始リードを守り、第4クォーター残り4分には2点差まで詰め寄られるが、ベン・シモンズからダリオ・シャリッチへのパスをスティールしたウェイドが、そのまま攻めに転じてダンク。残り1分を切った場面、マークするシモンズを子供扱いするかのようなミドルレンジからのフェイダウェイを決めて、勝利を決定付けた。

結局、ヒートの良さばかりが目立つ展開の末、113-103で完勝。ウェイドは「初戦ではレギュラーシーズンみたいにプレーしてしまったが、今日はプレーオフ・モードだった」と語る。

冷静に振り返れば『フラッシュ』と呼ばれた当時のスピードはない。それでも、得点を決める術は心得ている。レギュラーシーズンで台風の目となったシクサーズが有利と見られたこのシリーズだが、『プレーオフ・モード』のウェイドの登場により分からなくなった。

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