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食材市が“居場所”に 長岡寮湯の家で毎週火曜日―伊豆の国

4/17(火) 13:18配信

伊豆新聞

 伊豆の国市長岡の養護老人ホーム「長岡寮湯の家」で毎週火曜日開催の「湯の家・笑顔の食材市」が、地域に浸透している。開始時間になると住民らが次々と訪れ、買い物を楽しんでいる。利用が多いのが1人暮らしの高齢者。販売者らとおしゃべりをしたり、買った商品を施設内で食べたりなど、閉じこもりがちな高齢者の“居場所”にもなっている。

 伊豆長岡地区は市内で最も1人暮らし高齢者が多い地域。食材市は、高齢者の閉じこもりや低栄養の予防、またこの場所に集まって交流する機会になればと、3月に開始した。同施設が場所を提供し、就労継続支援B型事業施設「もくせい苑」の利用者らが地元商店の協力を得て、野菜やパン、総菜などを販売する。

 出品しているのは、土屋建設、ベケライ・ダンケ、山ト食品、セントーサ、だるま、大仁まごころ市場。総菜などはその日に手作りし、1人分の容器に入れるなどの工夫もしている。煮物がお気に入りという1人暮らしの女性(82)=天野=は「野菜そのものの味がして、ちょうどいい分量。お通じも良くなった」とほほ笑む。

 食材市をきっかけに、火曜日以外も同施設に遊びに来るようになった1人暮らし高齢者もいるという。もくせい苑の利用者にとっても、就労や住民らと触れ合う機会となり、さまざまな“良い効果”を生んでいる。

 長岡寮湯の家の菊地雅秋施設長は「地域で困っている人のサポートもしている。地域の一員として、福祉の手助けができればうれしい」と話す。

 食材市は午後0時半~1時ごろ。売り切れ次第終了となる。雨天中止。問い合わせは同施設〈電055(948)0722〉へ。

 食材市は、千代田公園に続いて2カ所目。場所などをコーディネートしている市は各地域の実情に合わせて広めていきたい考え。

 【写説】「湯の家・笑顔の食材市」で買い物を楽しむ住民ら=伊豆の国市長岡の長岡寮湯の家

最終更新:4/17(火) 13:18
伊豆新聞