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アイロン可能な薄型太陽電池=ウエアラブル端末に期待―理研・東レ

4/17(火) 4:12配信

時事通信

 理化学研究所と東レなどの共同研究チームは、高い効率と耐熱性を兼ね備えた超薄型有機太陽電池を開発した。約100度のアイロンに耐え、衣服に直接貼り付けるウエアラブル端末(体に着ける情報機器)向け電源などに応用が期待できるという。研究チームは2020年代前半の実用化を目指している。論文は16日付の米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

 理研創発物性科学研究センターの福田憲二郎専任研究員らは、薄さ3マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の薄型有機太陽電池に使われる半導体ポリマーを改良。分子構造を見直し、100度の高温でも性能を維持できるようにした。

 光エネルギーを電気に変換する効率は、有機太陽電池としては高い10%を実現。従来の薄型有機太陽電池は加熱すると性能が約2割低下したが、新開発の電池はほとんど劣化しないという。 

 研究チームの染谷隆夫東京大教授は「既に使われているスマートフォンなどの電源だけでなく、服の中に組み込まれたデバイス(電子機器)の電源としても使えるようになる」と話している。

最終更新:4/17(火) 4:15
時事通信