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国1横断、環境整備を 常葉大開校の静岡・草薙地区

4/17(火) 7:52配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 常葉大静岡キャンパス草薙校舎が開校し、マンション建設などの開発が進む静岡市の草薙地区で、歩行者の増加に伴い、交通環境の整備を求める声が大学関係者や住民から相次いでいる。大学側は学生らが校舎前の国道1号を横断する際の事故を懸念し歩道橋の拡幅を求め、住民も安全確保と地域活性化の観点から対策を訴える。一方、市は早急な対応には慎重な構えで、大学や地元との温度差が浮き彫りになっている。

 「車が来てヒヤッとした」「スムーズに歩けるようにしてほしい」。開校後、初の授業が行われた16日、JR草薙駅から校舎に向かう学生からはこんな声が出た。1時限前の午前8時半すぎ、国道1号を渡る学生が歩道橋や横断歩道に殺到。特に歩道橋の階段の上り口では流れが滞り、国道につながる車道にはみ出る形で学生らの列ができた。

 歩道橋の幅は約1・5メートル。大学側によると、草薙校舎に通う約4千人の学生のうち多くがJR東海道線を使って草薙駅で降りるといい、「この幅では不十分」として改善を求める。同大の木宮岳志常務理事は「事故が起きた後では遅い。市はスピード感のある対応を」と強調する。

 国道1号で南北に分断されている草薙地区。地元に住む専業主婦(58)=同市駿河区=は「南北をスムーズに行き来ができれば、地域のにぎわい創出につながる」と期待する。木宮常務理事も「文教エリアとして発展させるためにも、南北を一体的に考える必要がある」と指摘する。

 静岡市は、現在ある歩道橋と横断歩道で安全な通行を確保できるとの立場で、短期的な対応は検討していない。担当者はマンションなどの開発を念頭に「中長期的な人口増を見据えて将来像を検討したい」と話している。

静岡新聞社