ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

通勤帰りに謎解き強いられた男を名優リーアム・ニーソンが演じる!映画「トレイン・ミッション」

4/17(火) 16:56配信

夕刊フジ

 【エンタなう】

 人生を運ぶ通勤列車が舞台の謎解き映画「トレイン・ミッション」(公開中)が面白い。

 ニューヨークで保険会社に10年間務めてきた60歳の男が突然解雇を言い渡される。「どうやって妻や子に話そう」。しょんぼりしたまま郊外に向かう列車で家路へ。混み合う車内は長年、通勤地獄を共にしてきた顔なじみばかり。そこに、見知らぬ美女が現れ、いきなりミッションを持ちかけてきた。「あるブツを運んでいる人物を車内から見つけたら破格の報酬を渡すわ」と。

 100人の乗客から1人の人物を見つけ出さなければならない。至難の業だ。乗り気じゃなかったが、家族の身が危険にさらされ、やらざるを得ないシチュエーションに追い込まれてゆく。

 最近リメークされた「オリエント急行殺人事件」の例を出すまでもなく、動く密室のサスペンスは目が離せない。しかも、リストラ男を演じるのは名優リーアム・ニーソン。実は元刑事という設定がニクイ。しょぼくれ感と正義感が絶妙。勘を働かせながら見えない敵と戦うハメになる。

 列車が終点に近づくにつれ、ひとりふたりと降車して対象が絞られてゆく。通勤客の人間模様が炙り出される中、きっちり伏線を回収して意外な結末にたどりつく。

 飛行機内の謎解き映画「フライト・ゲーム」でもタッグを組んだジャウム・コレット=セラ監督とリーアムの息はぴったり。格闘シーンもまだまだ衰え知らずだ。(中本裕己)

最終更新:4/17(火) 16:56
夕刊フジ