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WECトヨタのアンソニー・デビッドソン、ル・マン以降はLMP2クラス出場も「トヨタとの契約を最優先にする」

4/17(火) 19:24配信

motorsport.com 日本版

 TOYOTA GAZOO Racingのアンソニー・デビッドソンは、6月のル・マン24時間レース以降はWEC(世界耐久選手権)のLMP2クラスでレースをすることになっている。しかし彼は、ル・マン以降もトヨタとの契約を優先すると述べた。

【ギャラリー】WEC公式テスト”プロローグ”

 2018/19年のスーパーシーズンはフェルナンド・アロンソがトヨタに加入したため、デビッドソンはレギュラードライバーではなく、テスト&リザーブドライバーを務めている。彼は先週行われたWECの公式テストプロローグ”にも参加していた。

 デビッドソンは先月末、今年のル・マン24時間レース以降はドラゴンスピードからLMP2クラスに参戦することを発表した。しかし彼は、自分にはトヨタとの長期契約があるため、スーパーシーズンが終了するまで、あるいはそれ以降もトヨタのリザーブドライバーの役割を続けるつもりであることを明かした。

「これは両チームが歩み寄り、理解を示してくれた結果だ」

「スーパーシーズンを通して、僕はこのようにやっていく。そして彼らがいつ僕を必要としたとしても、トヨタが優先権を持っている」

「トヨタはドラゴンスピードとの関係性を築いている。彼らはお互いのことをわかっているし、(両者の関係は)よく機能している。WECで協定を結ぶというのは誰にとっても非常に難しいことではあるが、エルトン(ジュリアン/ドラゴンスピードのチーム代表)は違った」

「僕は違うチャンピオンシップを戦っていたかもしれないし、どこかで他のところでレースをしていたかもしれない。僕はトヨタの恩恵を受けている。だけど、自分が契約しているLMP1チームのマシンが走っているトラックで(別のマシンに乗って)レースをするというのは、とても複雑な状況だ」

「何度か交渉が必要だったけど、友好的に進んだし理解も示してくれた。全てが解決して、本当に気分がいい」

 また彼は、ドラゴンスピードでスーパーシーズン全戦を戦うというオファーを受けていた。だがトヨタ側が、6月のル・マンまではトヨタに専念してほしいと主張したと彼は説明した。

 ドラゴンスピードでのデビッドソンのチームメイトは、ロベルト・ゴンザレスと元F1ドライバーのパストール・マルドナドだ。なおスーパーシーズンの開幕戦スパ・フランコルシャン6時間レースとル・マン24時間レースの2戦では、デビッドソンの代役としてアウディからWTCR(世界ツーリングカーカップ)に出場するフランス人のナタナエル・ベルトンを起用する。

「僕はこの2戦(スパとル・マン)にも出場するつもりでいた」とデビッドソンは述べた。

「だけどトヨタが、こちらのプログラムに集中して欲しいと僕に望んだんだ」

「彼らはリスクを取らず、今年のル・マンに向けて対策を取っているんだ。僕はその考え方を理解している。ル・マンまでは、僕はチームにとって不可欠な存在だ」

「僕はマシン開発を援助し、可能な限り信頼性を高めて乗りやすいマシンにするために、自分の知識の全てをマシンに注いでいる。そして”念のため”リザーブドライバーとしてここにいる」

「僕は準備をしなくてはならないし、チームも僕にそれを要求している。ル・マンでの試練まで、彼らと一緒にいるという彼らの計画を承知している」

「ル・マンの後は、僕は自由にレースをできるようになる」

Jamie Klein