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川内優輝がボストンV 大雨強風も「最高のコンディション」

4/17(火) 12:10配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 公務員ランナーが快挙である。

 今年で122回目を迎えたボストン・マラソン(米マサチューセッツ州)が16日(現地時間)に行われ、川内優輝(31=埼玉県庁)が2時間15分58秒をマークして優勝。日本勢では87年の瀬古利彦以来31年ぶり。まずまずのタイムをマークしたが、同大会の片道コースは国際陸連が定める条件を満たしていないため、公認記録とはならない。

 レースは大雨に強風が吹きすさぶ悪コンディションの中、スタート。川内は序盤から飛び出し、レースを引っ張る。前半途中に後れを取りながらも、持ち味である粘りを発揮。中間地点を1時間5分59秒で通過すると、海外勢と互角に渡り合った。レースが動いたのは40キロすぎ。川内はトップを走っていた昨年覇者のジョフリー・キルイ(ケニア)をかわし、残りの2キロ近くを苦悶の表情を浮かべながら走り切り、2位に2分25秒差をつけてゴールテープを切った。これで昨年、3位に入った大迫傑(26)に続いて、日本勢による2年連続の表彰台である。

 昨夏の世界選手権王者のキルイを振り切った川内は「ただ前だけを見て、ひたすら前だけを見て自分のベストの走りをしたら勝てました」と涙ながらに話した。天候不良の中でのレースについては「私にとっては最高のコンディションでした」と笑みを見せた。

 川内は9位に終わった昨年の世界選手権を最後に、日本代表からの引退を表明した。暑さが大の苦手なことから、酷暑が予想される20年東京五輪には出場しない意向を示したが、昨年12月の防府マラソンを2時間10分3秒で制し、同五輪代表2枠を決めるグランドチャンピオンシップへの出場権を得ている。

 今後は日本陸連から川内の代表復帰を求める声が上がりそうだ。