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【全日本】25日「チャンピオン・カーニバル」で運命の激突 丸藤が明かす秋山への思い

4/17(火) 16:45配信

東スポWeb

 いよいよ中盤戦に突入した全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」に参戦中の丸藤正道(38=ノア)が16日、大先輩との再会マッチを迎える心境を明かした。Bブロックで無傷の2連勝中で、25日の公式戦(東京・後楽園ホール)では運命の秋山準(48)戦に出陣する。ノアファンから賛否両論が起こる中でのライバル団体出場に、方舟の天才は何を思うのか。 デビュー20周年イヤーを迎えた丸藤が、多忙な春を過ごしている。ノアのシリーズ中にカーニバルが開幕したため、両団体を往復する日々が続いているのだ。

 それでも公式戦初戦(10日長岡)ではヨシタツ(40)、2戦目(12日豊岡)もディラン・ジェイムス(30)に圧勝してスタートダッシュに成功。コンディションは万全だ。

 ノアの北海道ツアーを挟み、再び18日の愛媛・松山大会からは全日プロに合流するが「忙しいけどいいんじゃないですか。20年やってきて経験できないことをこのタイミングでできるのは」と、過密スケジュールを楽しむ余裕すらうかがわせた。

 初の祭典出場には並々ならぬ決意がある。歴史を振り返れば、1998年8月に全日マットでデビューし、その後はノアに移籍した。行動を共にした先輩の秋山がノアを離れ、社長を務めるのが現在の全日プロ。そのため当初は古巣参戦にあたり「葛藤はありましたよ。ファンやカーニバルに出場しているレスラーにもいきさつを知らない人がいるかもしれないけど、変えることのできない事実だし。俺も一人の人間なので、やっぱり感情的な部分はあった」と本音を明かした。

 ファンからは、様々な意見が届いたのも事実。それでも秋山から直接にオファーを受けて心が動いた。「18歳でこの世界に入って、毎日教わったのはあの人だしね。リング上だけからくるんじゃないんだよね、この気持ちは。確実に秋山準という男がいたから、今の俺がいる部分はあるから」

 その秋山とは25日の後楽園大会で激突する。秋山のノアラストマッチとなった2012年12月23日有明大会で一騎打ちして以来の対戦で「やってみないと分からないけど、つっかえていたものがなくなる可能性もあるし、よけいにつっかえるかもしれないし」とたもとを分かってからの空白期間を確認するつもりだ。

 カーニバル覇者は、3冠ヘビー級王座(現王者は宮原健斗)挑戦の資格を得るのが慣例となっている。だが「興味ないね。優勝するつもりだけど、挑戦するつもりはない。俺のナンバーワンはノアだからGHC。カーニバルに出ている間に魅力を感じて『やっぱ欲しい』となるかもしれないけどね」。ベルトへの思いは封印し、まずは運命の一戦に全神経を集中させる。

最終更新:4/17(火) 16:45
東スポWeb