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プロ野球はひと回りの対戦を終え、セ・リーグではDeNAが首位に立っている。開幕前の優勝予想で初めて1位に挙げた球団。ただ勝ってるだけじゃなくて内容がいいんだな。
今永、浜口、ウィーランドと先発投手3人を故障で欠きながら、2年目の京山(3勝0敗、防御率1・10)、去年はBCリーグに在籍した元ソフトバンクのバリオス(2勝1敗、同2・76)、4年目の飯塚(0勝1敗、同1・64)がしっかり穴を埋めている。
絶対的な抑えの山崎を中心として三上、井納、エスコバー、パットンと勝ちパターンのリリーフが5人いる。三上なんて抑えができるほど凄い球を投げているからね。誰が先発しても5回までいけば勝ち試合に持っていける強力救援陣だ。
攻撃陣も大きく変わった。機動力だ。チーム盗塁数が昨季はリーグ最低の39しかなかったのに、今季は目下リーグトップの16。2位のヤクルト、中日の11を大きく離している。そのうち10個を決めているのが新人。桑原に代わって1番に入る神里が山田哲(ヤクルト)と並ぶリーグトップの7個を決め、楠本2、宮本1と続く。楠本は2軍に落ちたけど、これだけ走れる選手をよくぞ一度に獲ったよ。
私が監督の時も機動力野球がやりたくてさ。梶谷が2014年に去年のチーム盗塁数と同じ39個決めて盗塁王になったんだけど、今はどうしてるんだろう。それはさておき、神里が塁に出て二盗を決めれば、2番の大和が送りバントか右打ちで三塁に進め、3番の筒香で還す。2死からでも塁に出れば代走の宮本が走って得点圏へ進み、嫌らしく1点を取る野球ができる。相手チームにとっては脅威だよ。
今のDeNAは投手も野手もチーム内にライバルがたくさんいる状況。私が現役だった巨人にも篠塚や原がいた。張り合うことによって自分を高めることができたんだ。チーム内の競争が個々のレベルを上げ、選手層を厚くする。故障者が出ても慌てないチームになるんだ。セ・リーグは当分DeNAと安定感のある広島を軸に動いていくことになるだろうね。
それにしても、梶谷はどうしてんの?(スポニチ本紙評論家・中畑 清)
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