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<学テ>約3万校で実施 「苦手分野」改善図る

4/17(火) 22:34配信

毎日新聞

 小学6年と中学3年を対象にした今年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が17日、全国の国公私立の小中学校約3万校で実施された。過去の学テで正答率が低かった「苦手分野」の改善状況を見るための問題が全体の36%を占めた。また、新たな試みとして小中で同じ問題を出し、理解の定着度合いを測った。

 テストは国語、算数・数学に、3年に1度実施する理科を加えた3教科で、国語と算数・数学は基礎知識を問うA問題と応用力を見るB問題があった。国語は給食の献立を紹介する文章など身近な事柄が題材となり、算数・数学では図形やグラフを読み解いたり、数式と言葉で記述したりする力が問われた。理科は実験の手法や結果を正しく理解できているかを尋ねる問題が多かった。

 苦手分野は過去10回の学テで正答率が70%以下だった問題の分野で、全178問中64問。小学校国語Bは8問全て、小学校理科は16問中14問が該当した。

 定着度を測る問題では小中の国語Aで、それぞれ「心を打たれる」という慣用句を理解しているかを尋ねた。四つの選択肢から意味を選ばせた上で、小学校はさらに使い方を選ばせ、中学校は「心を打たれる」を使った例文を記述させた。

 質問紙調査は学校に対して約80項目、児童・生徒に対して約60項目あった。今回実施された理科に関しても尋ねたが、学校や児童・生徒の負担に配慮して、それぞれ昨年度から約30項目減った。昨年度初めて盛り込まれた貧困問題などに関する質問もなかった。

 結果は7月末、都道府県と政令市別に公表される。「競争をあおる」との指摘を受け、昨年度から正答率の小数点以下を四捨五入した整数で示している。【伊澤拓也】

最終更新:4/17(火) 23:47
毎日新聞