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イチロー1年目のすごさ 大谷翔平の大活躍で改めて脚光

4/17(火) 15:52配信

産経新聞

 すっかり日本選手の話題を「二刀流」大谷翔平(23)に奪われてしまった最年長野手の“レジェンド”イチロー(44)。古巣マリナーズでの活躍期間も主力がケガから戻ってくるまでのあと1カ月といわれながらも、勝負の時を過ごしている。地元メディアも17年前のイチローのルーキーイヤーのエピソードを引っ張り出してきて、声援を送っている。

 マリナーズの地元紙「シアトル・タイムズ」はイチローと大谷という卓越した日本選手2人を対比させる記事を掲載している。

 まず、開幕後に大谷の二刀流がさえ渡り、投手で2勝、打者で3試合連続アーチでスタートしたことに、「マウンドではパッとせず、打っても32打数4安打で打率.125に終わった春季キャンプの苦戦を完全に振り払った」と敬意を示しながらも、テーマを今から17年前の出来事に思いをはせた。イチローが2001年にマリナーズの春季キャンプで、センセーショナルな行動を取ったことに、だ。

 「当時のピネラ監督がオープン戦で流し打ちばかりするイチローに引っ張った打球を見てみたいと聞いた。するとイチローは笑っていた。次の打席にライトフェンスの向こうの丘に打ち込んだ。そして、そしてイチローはピネラ監督にこう言った。『これでどうですか?』。ピネラ氏が昨年出版した回想録で記していた」

 そして、「イチローは大谷が生まれる2年前の1992年からからオリックスでプロ野球生活を始め、マリナーズに戻ってプレーを続けている」と結んだ。イチローへの“愛情”が感じられる。

 また、アメリカ人が大好きな野球カードでもイチローと大谷が対比させられている。大手カード製造会社「Topps」によると、さすがに旬な大谷は希少な直筆サイン入りが6000ドル(約64万円)を超えて取引されている。一方のイチローは今もって人気継続中で、ルーキー時代の数あるカードが2500ドル(約26万円)以上の値がついているとしている。まだまだ、ファンの間でもイチロー・フィーバーは根強いといったところだろう。

 そうはいってもイチローの置かれた立場は厳しくなる一方だ。

 今シーズンの起用ではスタートダッシュが求められていたイチローだが、イマイチ波に乗れていない。開幕10試合を終えた時点で、22打数5安打で打点はまだない。打率.227。随所でベテランの味を発揮するところはあるが、全盛期を知っているマリナーズの地元には物足りなさも残る。

 MLBの公式ホームページ(HP)によると、イチローの置かれた立場は厳しいという。「主力外野手のベン・ギャメル(25)が右脇腹痛からの復帰が近づいてきた。マリナーズはリリーフ投手1人をマイナーに落とし、外野陣を5人の選手で回すことになる」

 イチローは事実上“第5の外野手”になる見込みで、特に左腕が先発する試合はスタメンから外れることが多くなってきた。加えて、“第4の外野手”が好調なため、ますます苦しい展開だ。

 常に去就が注目される存在になったイチロー。大谷の活躍とともに、今後もこれまであまり知られてこなかった“逸話”が出てきそうだ。

最終更新:4/17(火) 15:52
産経新聞

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