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(朝鮮日報日本語版) ドルイドキング:金慶洙議員「人事請託だとは思わなかった」

4/17(火) 10:09配信

朝鮮日報日本語版

ドルイドキング推薦人物を大統領府に伝達
 韓国与党・共に民主党の金慶洙(キム・ギョンス)議員は16日、国会で記者会見を開き、インターネット・ポータルサイト掲載ニュース記事のコメント欄で「そう思う」クリック数を操作したとして逮捕された同党党員(49)=ハンドルネーム「ドルイドキング」=が大阪総領事に推薦した人物を大統領府に伝えていたと明らかにした。さらに、ドルイドキングはポータルサイトで自ら世論を導く方法により、前回大統領選挙の予備選時から当時の文在寅(ムン・ジェイン)候補=現大統領=を支援していたと見られる、とも発言した。金慶洙議員はこれまで「ドルイドキングが一方的にメッセージを送り、人事関連で無理な要求をしてきたことはあったが、受け入れなかった」と話してきた。だがこれで、ドルイドキングのとの関係を公には否定してきた金慶洙議員が、ドルイドキングが当時の文候補を支援し、人事請託をしたと認めたことになる。

 金慶洙議員は同日、自ら要望して開いた記者会見で、「ドルイドキングらは(議員)会館に来て、大阪総領事としてある方を推薦してくださった。大手法律事務所にいる、日本の有名大学を出た専門家だ。できるかどうか分からないが、(大統領府に)伝えることはできそうだと思い、人事首席室に伝えた」「良い方がいるなら、誰からでも推薦があれば推薦する」「それが請託だとは思わなかった」と述べた。金慶洙議員はまた、「(ドルイドキングが運営する会のメンバーが)予備選会場にグループで来て、支持活動をする姿を確認した」とも述べた。ドルイドキングが予備選時から文現大統領を支援してきたので、彼が推薦した人物を大統領府に伝えたという意味に受け取れる。

 ドルイドキングの「支援」が具体的に何だったかについて、金慶洙議員は「いちいち私が確認することはできない」としながらも「良い記事を広めたり、(ポータルサイト)ネイバーでのランキングで上になるよう積極的に参加したり、そのような行為が行われただろうと推測している」と行った。ドルイドキングらが当時の文候補に有利になるようにポータルサイトの世論を導いていた可能性があるということだ。

 事実、ドルイドキングは大統領選挙1カ月前の昨年4月、自身のブログに「積極的に意思表明してコメントを付け、電話をして彼(文候補)を守らなければならない」と会員たちにコメント操作活動に関する指針を伝えていた。そして、「善意のコメントが付いていたら、1ページ10件前後「そう思う」をクリックし、善意のコメントが付いていなかったら、そういうコメントを書き込め」「悪意あるコメントには『モグラたたき』をする。『そう思わない』をクリックしろ」と具体的な方法を提示していた。ドルイドキングのブログは2万7000人が定期購読しており、先月までの累積訪問者数は980万人に上る。

 中央選挙管理委員会は昨年5月、ドルイドキングの違法選挙運動疑惑について情報提供を受け、京畿道坡州市にある出版社「ヌルプナム(ニレの木の意)」の建物の現場調査に乗り出した。中央選管はドルイドキングが同出版社の建物で違法選挙活動をしているとの情報提供を受けて出動したが、ドルイドキング側の関係者が阻んで調査できず、検察に依頼した。検察関係者は「当時はドルイドキングがネット掲示板会員を対象に違法選挙運動をしているという『公職選挙法違反容疑』についての捜査依頼だったため、検察もその部分を見ただけであって、現在のようにコメント操作などの『業務妨害容疑』ではなかった」と話した。中央選管は検察に捜査を依頼したが、検察は大統領選挙後の同年11月、ドルイドキングを不起訴処分にした。