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ブラジル代表OB、名門パルメイラスのレジェンド、アデミール(76)=ロシアW杯にむけて期待を語る

4/17(火) 9:27配信

ニッケイ新聞

今年もサッカーブラジル全国選手権が開幕した。W杯開催年ではあるが、「セレソンよりも愛しの我がクラブ」と、ブラジル代表よりもクラブチームに強い愛着を持つファンも少なくない。
 ブラジルは国土が広大なため、サンパウロやリオなど、州規模の大会が全国規模の大会より50年近く前から開催されてきた歴史がある。
 全国規模の大会が整備されたのは1959年からだが、全国選手権において最多9回の優勝回数を誇るのが、サンパウロ市に本拠を置くパルメイラスだ。
 パルメイラスは、日本でも有名なロベルト・カルロス、サンパイオ、ジーニョ、エヴァイール、エジムンドなどの名選手を輩出し、最近ではイングランドで活躍するブラジル代表のレギュラー、ガブリエル・ジェズースも同チームから世界に羽ばたいていった。
 しかし、パルメイラス史上最大の英雄と語り継がれているのは、1962年から1977年までの16シーズン在籍し、公式戦901試合に出場、153得点を挙げ、チームに5回ずつのサンパウロ州王者のタイトルと、ブラジル全国王者のタイトルをもたらしたアデミール・ダ・ギアだ。
 ペレやリベリーノといった名手たちと全盛期が重なる不運で、ブラジル代表としての出場試合数は僅か14。W杯にも1974年大会に1試合出場しただけだった。
 「代表のレギュラーを取ろうと必死に努力したけれど、簡単じゃない事もわかっていた。代表の出番が少なかった事は、全く根に持っていない」と振り返るアデミールは、ロシアW杯を直前に控えた今、チッチ監督の率いる代表チームに大きな期待をかけている。
 「チッチはタレントにも組織力にも長けたよいチームを作り上げた。最低でもベスト4にはいけるだろう。是非とも優勝してほしい」とインタビュー番組で語った。前回大会準決勝、屈辱の対ドイツ戦1対7について問われると、「あれは物凄く辛く、悲しいこと、でも過去のものとして現在を生きなければならない」と答えた。
 パルメイラスにサッカー人生を捧げたアデミールは、現代のサッカー界について、「今の選手たちには俺たちが持っていたような、チームへの忠誠心ってものがない。長くても3年くらいの契約で、それが終われば、ちょっとでも条件の良いチームにすぐ移る。時代は変わった」と嘆いた。

井戸 規光生

最終更新:4/17(火) 9:27
ニッケイ新聞

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