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ジブリ映画の聖地が無くなる!?防災か観光かで揺れる街

4/17(火) 12:00配信

FNN PRIME

四国・阿波狸合戦の主人公が祀られた神社

ユーモラスなタヌキたちが大活躍する映画『平成狸合戦ぽんぽこ』。

4月5日に亡くなった高畑勲氏が監督を務めた、スタジオジブリの作品だ。

【画像】市が作成した完成予想図は?


この人気映画の“聖地”として知られ、映画に登場するタヌキを祀った『金長大明神』が今、存続の危機に直面しているという。


この神社はタヌキにまつわる伝説が多い四国の徳島県小松島市にあり、映画にもなった「阿波狸合戦」の主人公のタヌキが祀られている。

そのタヌキは四国三大狸の『阿波の金長狸』。


1956年に、映画会社大映の永田雅一社長(旧・新興キネマ株式會社)が、『阿波狸合戦』大ヒットの礼を込めて寄付した資金を主として建てられたこの神社。

現地に行ってみると、一見タヌキを祀っているようには見えない神社だが、鳥居の手前にタヌキ、鈴の下にもタヌキ、拝殿の中にもタヌキと、確認しただけでも8匹のタヌキがいた。

神社が潰され公園になる?

実は今、この神社の周辺一帯を新たな公園として整備する計画が進められているという。

「今の金長神社(金長大明神)があるのがこのあたりですからね。全く何にも無くなってしまう。大ショックですよ」と完成予想図を指差しながら嘆く服部宏昭さん。

地元の人にとって大切な金長大明神を残したいと立ち上げられた『金長さんを守る会』のメンバーだ。

市民が集めた存続を求める署名は5000人分を超えている。



そんな計画が進められる中、取材をした日も多くの人が訪れていた。

それは、この金長大明神が、タヌキだけで有名な訳ではないからだ。

「金運のスポットってネットで見たんで、それで香川県から来ました」と話す参拝者がいるように、この神社は金運のパワースポットとしても有名な場所だ。

また地元の人が、小さい頃写生をしに来て遊んだ思い出があることを笑顔で話し、服部さんは「昔はディズニーランドがなかったんで、ここがディズニーランドみたいな、子供の楽園でしたね」と当時を懐かしむ。

毎年5月に行われる「金長まつり」に参加する人の様子からもわかるように、地元に愛された神社なのだ。

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最終更新:4/17(火) 15:09
FNN PRIME