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《イラク日報》過酷な「現実」の一方、和やかな「バグダッド日誌」も そのギャップがすごい

4/17(火) 13:57配信

ハフポスト日本版

相容れない温度感の記述が含まれるイラク日報、そこから見えてくるものは…

「存在しない」とされていた自衛隊イラク派遣の日報が防衛省内で見つかった問題で、防衛省は4月16日に435日分(2004年1月20日~2006年9月6日)の日報を公表した。

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ページ数にして計1万4929ページ。陸上自衛隊が作成した膨大な記録には、「銃撃戦」「英軍に武装勢力が射撃し、戦闘が拡大」などの記述をはじめ、陸自の車列が爆弾で被害に遭った様子など、派遣地サマワ周辺の厳しい治安情勢が記されていた。

政府はこれまで、自衛隊の活動範囲を「非戦闘地域」としてきた。ところが、その説明が現実と乖離していたのではないか――。そんな疑問が浮かび上がってきた。

一方で、日報の中には「バグダッド日誌」などと題し、現地の隊員が日々の生活を綴ったエッセイのような記述も含まれていた。そこには、自衛隊員の「日常」が描かれていた。

「宿営地にロケット弾」「武装勢力と英軍が銃撃戦」 生々しい記述

<2005年>
■6月23日 
●陸自車列付近における爆発事案について
・状況:復興支援現場に向かう途中の陸自車列(4両:軽装甲機動車・高機動車・高機動車・軽装甲機動車)が西から東へ走行中、3両目右前方付近で爆発
・被害:人員・武器:異常なし
    車両:3両目フロントガラス(2重ガラスの外側)に日々、キズ、及び右ドアノブ付近に凹み 警務隊の見分により被害は3両目のみ。

●現地情報
・現地情報ー1
 ・多国籍軍に対する攻撃の一貫ではないか
 ・IRセンサーは、多国籍軍のECMに対応するためのものであり、その場合、日本のみならず他の多国籍軍も対象となる
 ・メイサン県での一連の攻撃が西方に移行しつつある可能性
 ・いずれにせよ、起爆装置の判定(解明・分析)を待つ必要あり

・現地情報ー2
 ・一部のサドル派による米軍に対する攻撃の一貫
  ⇒22日、ナジャフにおいてサドル派に対する拘束作戦実施
  ⇒サドル師は静観するよう指示したが、一部過激分子が反発
 ・日本隊の活動に不満を持つ一部の勢力

・現地情報ー3
 ・ほとんどの市民が「(日本隊への攻撃は)許せない」と非難
 ・実行犯については、「サドル派民兵の一部だろう」との声多数
  ⇒外部から流入したテロリストの仕業との声はほとんど聞かれない

●本事案の評価
【※全面黒塗り】

●ムサンナ県の全般情勢評価
・陸自車両最近傍で爆発事案発生
 ⇒実行犯、目的及び目標が焦点(現段階では治安の悪化とは判定できず)

■7月1日
●ムサンナ県の全般情勢評価
・市内で2日連続(29・30)のRPG射撃発生
 ⇒28日のデモにおける死傷者発生との関連性あり

■7月5日
●全般
・昨夜の「飛翔音、弾着音事案」対応として、0600より宿営地一斉検索実施

●ムサンナ県の全般情勢評価
・サマワ宿営地に付近にロケット弾着弾
 ⇒連続発生の可能性を否定できず(実行勢力不明)

■8月24日
●サドル派及びシーア派政党の動向
・サドル派、SCIRIとも公式には多国籍軍との戦闘は停止しているが、秘密の指示による戦闘の継続も考えられる。また、それぞれのグループの活動、グループ間のトラブル等の発生の可能性もある。


<2006年>
■1月22日
●最近のサマーワ情勢ー3
【英軍と武装勢力の銃撃戦】(21日)
・1622、ポリス通りで英軍に対し小火器射撃、爆発。1630、小火器射撃継続。イラク警察との共同パトロールを実施、小火器射撃を受け応射(死亡2、負傷5)。

・関連情報(1)
 ・1630頃、サドル派事務所付近に英軍車両が停車し、周囲をパトロールし始めたことに反感を持ったJAM(サドル派民兵)が射撃し始めたことに端を発して、戦闘が拡大、イラク警察及びイラク陸軍が治安回復のために介入。
 ・死亡したのはタクシードライバー。英軍に誤射され死亡した模様。

・関連情報(2)
 ・1320、PJOC(県統合作戦センター)に対し小火器射撃。1620、ハイダリア地区のイラク警察検問所に対し小火器射撃。 1627、同検問所200m付近でIED爆発。数分後、英豪軍とイラク警察が共同パトロールを行ったところ、消火器およびRPGを持った武装勢力と公選、死亡3、負傷5。1711、PJOCに対する小火器攻撃。2315、PJOCに対する小火器攻撃。

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