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ソフトB、綱渡りの捕手陣に追い風 36歳・高谷が右肘手術から“倍速”復帰

4/17(火) 11:03配信

西日本スポーツ

■きょうから楽天戦

 工藤ホークス、奪首へダッシュ! 福岡ソフトバンクの高谷裕亮捕手(36)が、きょう17日の楽天戦(ヤフオクドーム)から1軍復帰する。2月末に右肘手術を受け当初は復帰まで約3カ月を要するとみられていたが、15日までに2軍戦5試合に出場するなど順調すぎる回復ぶりを見せ「超速復帰」。得意の鹿児島で今季初の3連勝を飾り単独2位に浮上した王者が、ベテラン捕手の復帰というさらなる追い風を受け一気に「定位置」まで躍り出る。

【写真】飛球をグラシアルと取り合うソフトB高谷

■鹿児島から晴れ晴れ

 「パワースポット」鹿児島での逆転サヨナラ勝ちから一夜明け、工藤監督の表情は晴れ晴れとしていた。今季初の3連勝で単独2位浮上。チームは近年、鹿児島を起点に状態が劇的に向上する傾向があるが、明るい顔の理由はそれだけではない。休日だった16日、本拠地で日課のトレーニングに汗を流した指揮官は「明日(17日)から合流します」と、ベテラン高谷が戦列に戻ることを明かした。

 奪首への強い追い風となる超速復帰だ。高谷は2月末に右肘の手術を受け、当初は復帰まで約3カ月が見込まれていたが、10日の2軍阪神戦で実戦復帰。13日の同オリックス戦では8イニングでマスクをかぶるなど、順調すぎる回復ぶりを示した。捕手陣は開幕から甲斐と、昨季まで2軍戦でも3試合しか出場経験のない堀内との2人体制という「綱渡り状態」が続いていただけに、462試合出場を誇る経験豊富なベテランが戻ることは、何とも心強い。

 V2、そして常勝軍団構築へ向けての「通常運行」もこれで可能となる。工藤監督は「ここまでずっと甲斐が頑張ってきたというところもある。いろいろ勉強しながらやっている部分もあるけど、そこに高谷が入ってくると違う目線が入って、彼(甲斐)にとってもプラスになると思う」と、高谷の復帰がもたらす効果を説明した。

 首脳陣は当初、今季はある程度高谷と併用しながら、甲斐を不動の正捕手へと成長させる青写真を描いていた。甲斐は開幕からここまでフルイニング出場を続けているが、昨季まで主に高谷とコンビを組んできたバンデンハーク、武田とは呼吸が合わない場面もあり4試合すべてで被弾。白星もバンデンハークの1勝のみと課題を残している。ここまで盗塁阻止率もリーグワーストの0割8分3厘と低迷。本来の武器にも影響が出始めているだけに、当初描いていた捕手起用プランを実現できる意味は大きい。

 チームの今後を明るく照らす復帰にこぎつけた高谷は16日、荷物整理のため久しぶりにヤフオクドームを訪れた。「急いだり焦ったわけじゃない。痛みや張りもなく、試合も問題なくいけた。1日でも早くと思ってやってきて、予想以上。始めは緊張すると思うけど、チームに貢献できるようにしたい」。王者が一気にV2ロードへ向けて加速する。

西日本スポーツ

最終更新:4/17(火) 13:41
西日本スポーツ