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「お店の女性だったら許されるのか」財務省のセクハラ調査に野党議員が反発

4/17(火) 21:03配信

BuzzFeed Japan

週刊新潮が報じた、福田淳一・財務事務次官が女性記者に対してセクハラ発言を繰り返していたとされる問題。財務省の対応を問題視した野党議員が17日、参議院議員会館で緊急会見を開いた。被害者が名乗り出なければセクハラを事実として認定しないとする麻生太郎大臣の発言や、財務省の調査方法を批判した。【BuzzFeed Japan / 伊吹早織】

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「言論表現の自由への重大な挑戦」

緊急会見には、立憲民主党や共産党、社民党などから12人が出席した。TBSでワシントン支局長や社会部長を務めた立憲民主党の杉尾秀哉議員(17日入党)は、財務省による調査について「この問題は一人の財務次官のセクハラ問題に止まらない、言論表現の自由への重大な挑戦だ」と厳しく批判した。

「メディア関係者には、情報源秘匿の原則があります。誰といつどのような形で接触して、どのようなやりとりをしていたかというのは『言わない』というのがメディア人の職業倫理でございます」

今回女性記者が名乗り出ることで、今後取材相手から信用されなくなり、記者生命が危うくなる恐れもあるからだ。

「それをわかっていながら、財務省がこうした形で名乗り出ろというのは、これはメディア人への圧力以外の何物でもありません」

また、今回の問題は、女性記者に対して、性的な言動やセクハラをすることが許されるという意識を政府関係者や行政トップが持っていることを象徴しているかのようだと指摘。

「日本の政権の中枢が、どのような人権感覚を持っているのか。セクハラ問題に対して、どうやって対処しようとしているのか。そうした問題が突きつけられている」と話した。

「お店の女性なら許されるのか」

民進党の神本美恵子議員は、「財務省の発表は、どんな性暴力やセクハラを受けても、泣き寝入りするか職業生命を賭けて戦うかどっちかだ、とメッセージを送っているような、本当に怒りを感じる状況です」と発言。

福田氏が財務省の聴取に対して「時には女性が接客をしているお店に行き、お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある」と釈明した点については、立憲民主党の阿部知子議員がこう批判した。

「お酒を売るような場所での女性への言葉遊びは許されるというのは、記者と他の女性を差別して階層化している。女性たちを差別化して、こういう女性だったらいいんだとやっていくことを私たちは許さない」

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最終更新:4/17(火) 21:10
BuzzFeed Japan