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トランプが『廃棄』から『非核化』に乗り換えた狙い

4/17(火) 18:31配信

FNN PRIME

合言葉 CVIDの “D” の意味が替わっている

4月27日の金正恩・文在寅会談、6月初めまでに行われるトランプ・金正恩会談を見据えたシンゾー・ドナルド会談が日本時間18日早朝から行われるが、気がかりなことがある。核問題のキーワードで両首脳が100%一致していないようなのだ。

「俺の勝ち」にこだわる男の”D“戦略

北に核開発をやめさせるための日米共通のスローガンと言えば、CVID(Complete,Verifiable,and Irreversible Dismantlement)だ。

「完全で検証可能かつ不可逆的な核廃棄」などと訳され、6ヵ国協議を進めたジョージ・W・ブッシュ政権は念仏のようにCVID、CVIDと唱えていたことを思い出す。

河野外相もつい先日、文在寅大統領を表敬した際に「北朝鮮による完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法での核・ミサイルの廃棄を実現するために、最大限の圧力を維持していくことで一致」したとしている(外務省HPより)。

ところが、トランプ政権はCIVDの“D”を『廃棄(Dismantlement)』から『非核化(Denuclearizatin)』にしれ~っと替えているのだ。

それはトランプ大統領と安倍総理(3月9日)や文大統領(3月2日)との電話会談についてのホワイトハウスの発表文などで確認できる。

いつから『非核化』になったのか? 

ある朝鮮半島情勢の専門家は「トランプが去年11月に韓国国会で演説した時が最初だ」と教えてくれた。
確かに、その時の演説原稿をチェックしてみると「完全で検証可能な全面的非核化」(complete, verifiable,and total denuclearization)だ。

大した違いじゃないじゃないか!と思われるかもしれない。

しかし、外交や安全保障の世界では、ちゃんとした理由なくして長く確立していた言い方を替えたりしない。トランプの狙いは何なのだろうか。
(念のためだが、6ヵ国協議で『非核化』という言い方は朝鮮半島全体を対象に使われ、北朝鮮に対しては『(核)廃棄』という使い分けがされている。)

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最終更新:4/17(火) 18:31
FNN PRIME