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ブルズからウルブズへ、3年ぶりにプレーオフで共演したローズとバトラー

4/17(火) 20:13配信

バスケットボールキング

 4月16日(現地時間15日)に行われたプレーオフ1回戦第1戦で、ミネソタ・ティンバーウルブズが敵地のトヨタ・センターでヒューストン・ロケッツと対戦。ウェスタン・カンファレンス1位対同8位とは思えないほどの接戦となったが、最後はMVP最有力候補のジェームズ・ハーデンに意地を見せられ、ウルブズは101-104で敗戦を喫した。

 この試合でウルブズのジミー・バトラーとデリック・ローズが、2014-15シーズンにシカゴ・ブルズのチームメートとしてイースタン・カンファレンスのセミファイナルに進出して以来、3年ぶりとなるプレーオフでの共演を果たした。

 2010-11シーズンにローズが最年少MVPを獲得し、その年のドラフトでバトラーが指名されて以来、5年間ともにプレーした両者。当時は、チームの顔であるローズがエースを担い、ディフェンダーとして頭角を現し始めたバトラーがそのサポートという関係だった。プレーオフにおける成績でも、ローズは1試合平均23.7得点、バトラーは同16.8得点とその差は歴然である。ただ、ローズがケガに苦しんだこともあり、ともにプレーオフで戦ったのは2014-15シーズンのみだ。

 ウルブズでともに過ごす今では、その立場は一変。バトラーはリーグ有数のオールラウンダーへと成長してエースとなった一方、ローズはシーズン途中に同チームと最低額の契約を結び、控えガードという立ち位置に甘んじている。

 ローズは現在の2人の立場について、現地メディア『ESPN』を通じてこう話した。「僕たちはキャリアの中で2つの違う立場を過ごしている。今、彼はスーパスターで、僕はリーグに戻る方法を探している段階だ。その方法が何であるか、僕らはわかっている。ジミーは素晴らしい選手だ。だから僕が彼と同じコートに立つ時は、“僕はまだやれる”ということを彼に示そうとしているんだ」

 一方、バトラーは、「俺は、彼のハートに何があるのか、試合に対してどのように動くか、何を考えているかわかっているんだ。彼は試合に出れば、ハードにプレーするし、正しいやり方でバスケットをしている。俺たちチームメートは、彼が彼らしくプレーすることを望んでいるんだ。ぜひ、君にできることをやってくれ。そして、俺は2人がうまくプレーする方法をきっと見つけるだろう。彼が誰かに何かを証明する必要はない。今年の初めに彼が言ったように、彼は自分ができることを知っているんだ。彼は勝ちたいだろう。俺は彼と同じチームになれてうれしいよ。彼が笑顔でいてくれれば、俺も気分がいいね」と語った。

 久々の共演となったこの日の試合では、バトラーは13得点と振るわなかったが、ローズはベンチから出場して16得点4アシストを挙げる活躍を見せた。

 あの頃から立場は変わったが、2人の信頼関係は揺るがない。ローズが以前のような勝負強さを見せ、成長したバトラーがチームを引っ張ることができれば、アップセットも十分にあり得るだろう。

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