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まるで「iPadのオバケ」──最大310インチ・タッチ無制限のデジタルサイネージをKDDIが提供

4/17(火) 17:15配信

Engadget 日本版

「簡単に言うと、iPadのオバケ。それもはるかにでかい」──そう語るのはKDDIの原田氏(ビジネスIoT企画部 部長)です。同社は、最大32枚のパネルを連結して、310インチ相当の超大画面も実現するデジタルサイネージの提供を開始しました。

『KDDI Interactive Display』は、米国企業が開発した55インチタッチディスプレイを活用した法人向けデジタルサイネージソリューションです。パネル本体のほか、サーバー、アプリケーション、コンテンツ、事前設定、梱包、配送、広告効果分析もセットで提供します。

●同時タッチは無制限、手袋にも反応

同サイネージの大きな特徴は、同時タッチポイント数が無制限なこと。「複数人で触っても、全てのタッチに反応します」と原田氏は胸を張ります。

どうやってこれを実現したのか、その肝は赤外線方式のタッチパネルにあります。画面のガラスの下に合計32個の赤外線センサーを配置することで、静電容量によらずに無制限にタッチを認識可能。さらに、腕向きまで検知でき、腕に隠れない見やすい位置にコンテンツを表示する事ができます。さらに、静電容量式ではないので、手袋をしたままや義手でのタッチも可能です。



前述の通り、最大32面を連結することで、最大310インチのディスプレイとしても利用可能。ベゼルレスなので、連結時にも画面の一体感を損なわない点も売りにします。



更にユニークなのが、QRコードの読み取り機能です。底面にQRコードを貼ったオブジェクトを画面に置けば、それをトリガーにした新たなコンテンツを展開できるといいます。コードの読み取りには、タッチ検出用の赤外線カメラを利用しています。





●データ分析サービスも提供

デジタルサイネージは市場規模が拡大する一方、「導入したけど、その効果がわからない」という声も多いと原田氏は言います。そこで『KDDI Interactive Display』では、サイネージのどの部分がタッチされたか、そのログをレポート形式で提供。さらに、外付けカメラにより、操作者の性別や年齢、滞在時間を取得し、コンテンツの改善やマーケティングに活用できるといいます。こうして取得したデータは、KDDI IoTクラウド Data Marketとも連携できるといいます。


価格は、タッチ無制限のマルチタクションパネル(55インチ)が1面で税別720万円~。これには専用のIRペンやイレイサー、サーバー、アプリケーションも付属します。また、59万円~の3日間レンタルプランも用意。その他、タッチ無制限ではない廉価版の「マルチタッチディスプレイ」(最大80点マルチタッチ)も提供します。

KDDIは同サイネージについて「イベント演出や会議、接客などのさまざまな用途で活用できる」としています。

小口貴宏(Takahiro Koguchi)

最終更新:4/17(火) 17:15
Engadget 日本版