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徳島県南振興へ地元プロサーファーが環境整備提言

4/17(火) 15:42配信

徳島新聞

 国内有数のサーフィンスポットである生見海岸(高知県東洋町)の利用者の4割以上がアクセスやコンビニの充実度に不満を感じている実態が、プロサーファー武知実波さん(24)=阿南市桑野町花坂=が行った調査で分かった。結果は3月まで在籍した徳島大大学院の修士論文としてまとめ、サーフィンを生かした県南地域の交流人口増や移住促進に向けた環境整備の必要性を提言している。

 論文は「サーフィンツーリズムを活かした地域活性化策の課題」。年間8万人が訪れる生見海岸の利用者378人を対象に、2016年に行った来場頻度や満足度、移住希望など約60項目の調査結果を掲載。東洋町のほか、海部郡や阿南市などの現状も分析し、地域振興策をまとめている。

 調査では、近畿圏など県外からの利用が約9割を占めていることが分かった。満足度を聞いた質問では、波質や景観で約9割が満足と答えたのに対し、海岸までのアクセスやコンビニの充実度、観光、入浴施設、土産物の項目は4割以上が不満とした。

 近畿圏の利用者のうち、「リピーター」は約4割が移住に前向きだった。

 周辺地域への満足度を上げる施策としては、コンビニに代わる既存店舗や観光情報の充実を提言。移住促進に向けては会員制交流サイト(SNS)の積極活用を説いた。

 関東と関西から海陽町に移住した30、40代の女性2人への聞き取りも実施。仕事や収入を得るための支援策の重要性を指摘した。

 武知さんは富岡東高3年時に県人初の女性プロサーファーとなった。大学院ではサーフィンによる地域活性化を研究テーマに選び、2年かけて論文を仕上げた。

 武知さんは「生見海岸同様に良好な波がある県内沿岸部は、サーフタウンになる魅力的な場所。地域振興のツールとしてサーフィンを活用してほしい」と話している。

最終更新:4/17(火) 15:42
徳島新聞