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中国・上海周辺のテーマパーク乱立気味、連携を模索 同業者連盟が発足

4/17(火) 12:35配信

東方新報

【東方新報】中国の経済発展が著しい地域の一つ、上海と周辺地域を含む長江デルタは今、テーマパークが最も集中する地域となっている。そんな中、長江デルタテーマパーク産業連盟が3月に成立した。

 中国テーマパーク研究院の林カン傑(Lin Huanjie)院長は、「2016年に上海ディズニーランド(Shanghai Disneyland)ができて以来、長江デルタのテーマパーク市場は盛り上がっている。有名なテーマパークが長江デルタに集まっている」と話す。

 大まかな統計によると、長江デルタ地区にある大型テーマパークは現在、10施設を超えているという。

 市場調査会社のユーロモニター・インターナショナル(Euromonitor International)が2016年に発表した世界の旅行市場調査によると、中国のテーマパークの売り上げは20年までに120億ドル(約1兆2881億円)に達すると見られ、10年と比較すると367%の成長率になるという。1日の旅行客は3億3000万人になると見られている。

 しかし、速すぎる建設ペースは、過剰生産や重複などの問題も引き起こしている。中国国家発展改革委員会は、テーマパークの建設・発展においてテーマが不透明、盲目的な建設、模倣・盗作、債務リスクといった問題が見受けられるとし、テーマパーク建設・発展に関する「指導意見」を9日に発表し、テーマパークの合理的な建設計画を求めた。

 長江デルタ都市経済協調会、旅行専業委員会の李志宏(Li Zhihong)主任によると、「長江デルタの旅行資源は一体化する流れにあり、地域全体の発展のためには企業が単独で戦うのは最もいい選択肢ではなくなっており、政府も一体化を勧めている。テーマパーク産業の発展が突破口とみなされている」と話した。

 今年9月に上海で開業予定の海昌海洋公園(Haichang Ocean Park)の王煒(Wang Wei)董事長は、「ディズニーランドと差別化することで、連携の可能性は高くなった。以前ほかのテーマパークとは連携しないと話していたディズニーランドだが、長江デルタテーマパーク産業連盟の討論会には出席している」と話した。

 長江デルタに集まっているテーマパークは、種類が豊富で、差別化を図ることで互いに発展できる可能性は残っている。また、知名度が低いテーマパークも、他社と連携することで長江デルタで知名度を上げるチャンスになる。

 どのように連携を取るかについて、中国テーマパーク研究院は、長江デルタ地区のテーマパークが合同で「テーマパーク・フェスティバル」を開催し、旅行客をより長く滞在させるために、クーポンチケットやテーマパーク間の特別パスポートの発行などを企画しているという。

 林院長は、「テーマパークには地域、投資額、交通といった要素のほかに、サービスや運営、安全性、オリジナリティといった付加価値も大切だ」と話した。(c)東方新報/AFPBB News

※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。

最終更新:4/17(火) 13:45
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