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トランプ大統領:リチャード・クラリダ氏をFRB副議長に指名へ

4/17(火) 3:44配信

Bloomberg

トランプ米大統領は16日、リチャード・クラリダ氏を米連邦準備制度理事会(FRB)副議長に指名する意向を明らかにした。著名金融エコノミストのクラリダ氏は現在、パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のグローバル戦略アドバイザーを務める。

トランプ大統領はこのほか、カンザス州銀行監督官のミシェル・バウマン氏をFRBのコミュニティーバンク担当理事に指名する方針も示した。クラリダ氏とバウマン氏の指名は上院による承認が必要。両氏の指名については米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じていた。正副議長を含め計7人で構成するFRB理事は現在、4人が空席。

ブッシュ(子)元政権で財務次官補(経済政策担当)を務めたクラリダ氏(60)は、ワシントンの流儀をわきまえているほか、10年余りにわたるPIMCO勤務で金融市場についての知見を培ってきた。こうした官民双方の経歴をFRBのナンバー2のポストで生かすことになる。

昨年10月に退任したフィッシャー前副議長の後任となるクラリダ氏は、コロンビア大学の教授を長年務めてきた。やはり著名なエコノミストで、ニューヨーク連銀の次期総裁に就任するサンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁と共に、経済学博士号を持たないパウエルFRB議長の脇を固める。

絶妙なバランス感覚の持ち主

クラリダ氏と幾つもの論文を共同執筆したニューヨーク大学のマーク・ガートラー教授は同氏について、「中道派の現実主義者で、学術論文の論理展開と非常に実用的な現実世界についての知識との絶妙なバランス感覚の持ち主だ」と指摘した。

クラリダ氏はブルームバーグとの先のインタビューで、米金融当局が今年4回の利上げを行う可能性があると述べるとともに、インフレ率は最終的に当局目標の2%を上回るかもしれないと指摘。ただ、こうした予想は自身の基本シナリオではないとしていた。

クラリダ氏は1983年にハーバード大学で経済学博士号を取得。金融政策と為替相場、国際資本移動を主な研究テーマとしてきた。自称「熱烈なアマチュアミュージシャン」で、コネティカット州の自宅にスタジオを備え、アコースティックギターとベースを演奏する。

原題:Trump to Nominate Pimco’s Richard Clarida as Fed Vice Chair (1)(抜粋)

3段落以降を追加して更新します.

Richard Miller, Jennifer Jacobs

最終更新:4/17(火) 7:50
Bloomberg