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ダイバーシティ東京がロボット掃除機導入--AI活用で清掃業務を省人化

4/17(火) 13:03配信

CNET Japan

 三井不動産は4月17日、東京都江東区のショッピングセンター「ダイバーシティ東京 プラザ」に「清掃ロボットCL02(シーエルゼロツー)」による稼働デモンストレーションを披露した。

 CL02は、CYBERDYNE(サイバーダイン)が新開発した清掃ロボット。2017年11月に三井不動産、CYBERDYNEの両社で実証実験をスタートし、2018年2月に導入を決定。3月26日から稼働している。高さ470mm×幅480mm×奥行き620mm、重量約63kgのスクエアボディで、本体に内蔵した各種センサで周囲の情報を取得し、3Dカメラで障害物を検出。これにより自動で走行し、清掃する。

 カーペットを対象に、ダイバーシティ東京 プラザの3、4、5階の3フロア、約3000平方メートルを夜間に4時間かけて清掃。本体に搭載したAIが建物内部の形状と清掃経路を記憶し、自動で走行する「ティーチングプレイバック」とエリアを指定して掃除する2つの機能を備える。

 清掃ルートは事前に登録し、登録内容をQRコード化。QRコードをかざすと、清掃を開始する。通路全体のカーペット清掃を目的としているが、通路の隅となる15~20cmの部分は対応が難しいため、そこは人の手で清掃しているとのこと。作業後は、登録した端末に終了の知らせが届くほか、清掃した経路とゴミの量をゴミ分布マップとしてレポート。作業結果を可視化することで、効率的な作業と清掃品質の向上につなげる。

 ダイバーシティ東京 プラザでは、人が運転して清掃する搭乗式の清掃クリーナーを使用していたが、CL02の導入より、搭乗者なしでの清掃を実現。バッテリで駆動し、約2時間の使用が可能。ゴミやホコリはゴミパックに蓄積され、今回の導入では3日に1日程度の頻度でゴミパックを交換しているという。

 三井不動産によると、清掃業務は、人手不足や人件費の高騰などを受け、人材の確保が難しくなっているとのこと。清掃ロボットを導入することで、人手不足を補い、省人化を進めることが狙いだ。ただショッピングセンターの構造は、通路が湾曲していたり、吹き抜けがあったりと空間認識がしづらく、ロボットによる清掃は困難だった場所の一つ。CL02では独自に開発した3Dカメラなどを搭載することで、高い空間認識を実現し、今回の導入に至ったとしている。

 ダイバーシティ東京 プラザはショッピングセンターの中でも複雑な構造をしており、ここでの実績があれば、ほかの物件での導入も見込めるという。今後は、2018年度中に、ほかの施設への導入を進めていきたいとしている。

最終更新:4/17(火) 13:06
CNET Japan