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【ニューヨーク時事】17日午前のニューヨーク株式相場は、好調な米企業決算などを背景に続伸している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比235.63ドル高の2万4808.67ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は74.09ポイント高の7230.37。
米主要企業の2018年1~3月期決算の発表が本格化する中、朝方発表された金融大手ゴールドマン・サックスの決算は前年同期比で2ケタの増収増益となり、1株当たり利益も市場予想を大幅に上回った。このほか、医療保険最大手ユナイテッドヘルス・グループや医薬品・健康関連用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も1株当たり利益が市場予想を上回り、ともに業績見通しを引き上げた。16日引け後に発表された有料動画配信サービス世界最大手ネットフリックスも、大幅な増収増益決算だった。幅広い分野で企業の好業績が確認されたことから、買い安心感が広がっており、ダウは寄り付きから上げている。
この日朝方に発表された米経済指標では、3月の住宅着工件数と鉱工業生産がいずれも市場予想を上回ったことで、景気の先行きにも楽観的な見通しが広がっており、株価を下支えしている。
個別銘柄では、ネットフリックスは7.0%高。ユナイテッドヘルスは4.3%高で推移している。半面、J&Jは1.9%下落。早朝の時間外で買われていた反動で利食い売りが出ているもよう。ゴールドマンは小幅安。
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