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製作費が違う?『マッドマックス』続編、訴訟泥沼化で製作難航か

4/18(水) 5:32配信

シネマトゥデイ

 巨匠・ジョージ・ミラー監督が手掛けた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)に関する製作会社とスタジオ間の訴訟問題で、両者の主張に食い違いがあることが浮き彫りとなった。現地メディアのSMH.com.au(シドニー・モーニング・ヘラルド) が報じている。

【写真】シャーリーズ・セロン主演の続編も進行中だった

 ミラー監督の保有する製作会社ケネディ・ミラーと米ワーナー・ブラザースは現在、映画の最終的な製作費をめぐって対立。製作会社はスタジオに「横暴で、侮辱的、非難すべき」態度であると怒りをあらわにしており、豪・ニューサウスウェールズ州の最高裁判所に提訴したという。スタジオ側がボーナスの支払いを拒否していることなどから、すでに両者の信頼関係は崩壊、続編の製作は困難な状況に陥っている。

 同サイトによると、製作側は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を1億5,700万ドル(約172億7,000万円)以内で製作した場合、700万ドル(約7億7,000万円)のボーナスを受け取る権利があったという。ケネディ・ミラー側は映画を1億5,460万ドル(約170億600万円)で製作したと主張。これに対してスタジオ側は、映画の公開が14か月延期となり、310万ドル(約3億4,100万円)の追加資金が発生したことで1億8,510万ドル(約203億6,100万円)となったと主張しており、この食い違いからボーナスは未払いとなっている。(1ドル110円計算)

 ミラー監督は続編のために複数の脚本を用意していたが、今回の騒動により製作は暗礁に乗り上げてしまったという。現地時間12日夕方には、オーストラリア国立演劇学院で自身のキャリアについて語るなかで、続編については「未来のことだ」と明かしたそうだ。

 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は第88回アカデミー賞において作品賞含む10部門にノミネート、うち美術賞・編集賞含む6部門を受賞している。訴訟は現在も続いており、続編製作への道のりは険しいものとなっている。(編集部:倉本拓弥)

最終更新:4/18(水) 5:32
シネマトゥデイ