ここから本文です

輸入車オーナーを取り巻く環境に一筋の光! テュフラインランドジャパン と輸入車整備ネットワーク Dr.輸入車 の取り組み

4/18(水) 12:33配信

レスポンス

2018年4月18日。国際的な認証機関の日本法人「テュフ ラインランド ジャパン」は、ICIN株式会社が展開する、日本で初となる輸入車に特化した整備工場のフランチャイズネットワーク「Dr.輸入車」と、Dr.輸入車加盟店向けの独自認定基準を策定するための取り組みを行うことに合意した。

[関連写真]


この合意の「先にあること」をお伝えするには、国内の輸入車オーナーが置かれている環境について説明する必要があるだろう。


■国内で「輸入車に乗る」ということ

人生をともにする大切な愛車として「輸入車」を選ぶ人は少なくない。日本国内の輸入車保有台数は、一般財団法人自動車検査登録情報協会の統計データによると、2016年3月末時点で約365万台と発表されている。

国内で新車の輸入車を購入した場合、新車保証期間中(2~3年)の整備や部品交換などは、正規ディーラーで無償でお願いできる。しかしながら、保証期間終了後に正規ディーラーで整備を依頼すると……。当然ながら有償となり、国産車と比べて整備料金が高額になりがちで、新車の購入を薦められることも少なくない。


■輸入車の車検整備・一般整備を行える専門工場は、約2000社程度

新たな輸入車に乗り換えるのではなく、安心安全な状態を維持しながら、同じ輸入車に長く乗り続けるためには、どうすればよいのか? 

絶対的に重要になるのは、輸入車の車検整備・一般整備を行える専門工場(認証工場)の存在だろう。全国には約9万社の整備事業所があるのだが、このうち輸入車の整備を行える正規ディーラーは約2万社。輸入車の車検整備・一般整備を行える専門工場に至っては、なんと約2000社程しかないのだ。この事実を知らない人は、意外と多いのではないだろうか。


要するに、新車から3年以上経過した輸入車を国内で長く乗り続けるには、

(1)ある程度高額な維持費(整備・車検費用など)を払えるだけの経済的な余裕が必要
(2)約2000社程度の工場の中から、愛車を安心して預けられるところを自力で選定しなければならない
(3)工場の良し悪しを判断しずらいので、選ぶ時に不安要素が多すぎる
(4)選んだはよいが、自宅からクルマで数時間かかる場所に工場があるので不便
(5)整備士が、愛車の状況をきちんと説明してくれない(輸入車オーナーは整備士と会話したいのに交流が難しい)

といったような状況に直面する可能性が濃厚で、国内で輸入車に長く乗り続けるのは、いろいろな意味で「覚悟」が必要になるといえるだろう。


■日本初! 輸入車の車検整備に特化したネットワーク「Dr.輸入車」が誕生

そういった背景がある中、日本で初めて、輸入車の整備や車検に特化した整備工場のフランチャイズ展開を行い、輸入車の普及や発展を目指すネットワークとして「Dr.輸入車」が立ち上がった。


Dr.輸入車は、2017年3月から営業を開始。輸入車の整備や車検に欠かせないスキャンツールの常設レンタルをはじめ、整備や修理技術などの情報提供、輸入車パーツの廉価販売のほか、研修も行うなど、Dr.輸入車に加盟することで、これまで難しかった輸入車の整備がしやすくなる。なお、2018年4月現在で、63社68店舗が加盟している。


■「テュフ ラインランド ジャパン」が、Dr.輸入車加盟店向けの独自認定基準策定に合意

そしてこの度、Dr.輸入車は、本記事の冒頭で記した通り、国際的な認証機関として知られている「テュフ ラインランド ジャパン」との取り組みを発表した。



テュフ ラインランド ジャパンは、アフターマーケット監査の経験を生かして、Dr.輸入車にコンサルティングを行い、同社と共同で基準内容の策定を行う。認定基準を策定することで、Dr.輸入車ネットワーク全体の品質の統一と向上を目指していく考えだ。

認定基準に適合するDr.輸入車の加盟店ネットワークを構築することで、統一した設備・修理品質、整備体制を整えると同時に、整備品質を確保することが可能になる。ネットワーク全体の統一した品質の確保は、輸入車オーナーの満足度を向上するための重要な指針のひとつになることだろう。

運用段階では、テュフ ラインランド ジャパンが監査を行い、中立的な第三者認証機関としての評価を行う。


今回の取り組みが本格的に稼働することで、国内の輸入車オーナーたちが大切にしている愛車に、より長く安心して乗り続けることができるようになることを期待したい。

《レスポンス 金武あずみ@JCR》

最終更新:4/18(水) 12:33
レスポンス