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旧三谷中の記憶、石碑に 閉校60年、応援歌など記す

4/18(水) 1:17配信

北國新聞社

 金沢市北東部の中山間地域、三谷地区にあった旧三谷中の記念碑が22日、跡地にオープンする活性化拠点「三谷さとやま交流広場」に設けられる。1947(昭和22)年から11年間だけ存在した中学校で、閉校から60年がたち、元生徒や地元有志が学びやの記憶を風化させまいと、住民に寄付を呼び掛けて建立が実現した。石碑には校章や応援歌を記す。

 旧三谷中は金沢市宮野町の高台にあり、58(昭和33)年に森本中に統合され、閉校後の校舎は三谷小として使われた。三谷小が周辺小学校と統合移転された後、校舎は取り壊された。

 石碑は、高さ151センチ、幅43センチ、奥行き33センチの黒御影石で、高さ30センチの台石に載せられる。22日の交流広場オープンに合わせ、管理棟付近に三谷小や宮野尋常高等小学校の跡地を示す既存の石碑2基と一緒に設置する。

 正面には、「河北郡三谷村立三谷中学校跡地之碑」の文字と校章を記す。文字は卒業生の寺田美和子さん(75)の知人であり、書に造詣の深い元金沢中央郵便局長の滝尻北城(ほくじょう)さん(74)が揮毫(きごう)した。校章は三つの山や谷をイメージしたとみられるデザインで、当時の校舎の写真を参考に再現する。

 石碑の右面には応援歌の歌詞、左面には揮毫者や台石の寄付者、建立発起人3人の名前、背面には建立費用を寄付した個人71人と1団体の名をそれぞれ彫る。

 石碑の建立は発起人の西田直智さん(71)=宮野町=が、跡地に旧三谷中の証しがあればと発案した。

 17日は、発起人や卒業生が石碑を製作する金沢市近岡町の中段石材工場を訪れ、お披露目までに彫られる文字の位置などを確認した。22日は午前9時から記念碑の除幕式が行われる。

 卒業生の岡田毅さん(76)=宮野町=は「三谷地区の外に散らばった卒業生がこの石碑前に集い、思い出話に花を咲かせてほしい」と話した。

北國新聞社

最終更新:4/18(水) 1:17
北國新聞社