ここから本文です

西野監督 欧州視察の最大目的は「香川」

4/20(金) 16:32配信

東スポWeb

 西野ジャパンが“日本の10番”に熱視線だ。日本代表の西野朗監督(63)は19日、都内JFAハウスで就任後初となる代表スタッフ会議を開き、ロシアW杯メンバー23人を5月31日に発表することを正式に決めた。指揮官が希望していた欧州視察の日程も決定したが、その最優先事項がMF香川真司(29=ドルトムント)との面談であることが判明。果たして指揮官の意図とは――。

 新体制になって初となる代表スタッフ会議の場で西野新監督は「頑張ろう!」と力強くゲキを飛ばし、チームの団結を呼びかけるとともに、主に今後の日程を作成し、W杯メンバー23人の発表を5月31日に行うことを決めた。また、かねて希望していた欧州視察も正式に決定。27日前後から約10日間の日程で欧州へ飛ぶことになった。

 会議後、取材に応じた西野監督は「選手に会ったり、その試合を見たりする」と日本代表の主力選手を中心に積極的にコミュニケーションを図る考えだが、今回の視察で指揮官が“最重要事項”としているのはズバリ日本の10番だ。香川に近い関係者は「真司は思っていた以上にケガが長引いているけど、西野さんは間違いなく信頼を置いている。今度(欧州視察の際に香川と)会う予定にもなっているし、そこでは“焦らなくていい”という話になるのではないか」と語った。

 香川は2月に負傷した左足首の回復が遅れ、日本代表が3月に実施した欧州遠征メンバーに招集されず、クラブでもいまだに実戦復帰できていない。それでも、西野監督は香川の能力や実績を非常に高く評価。ハリルジャパンから外れている間も、技術委員長を務めていた西野監督は「(香川)本人が代表に対する強い意識がある。ファミリーというかね」と、日の丸戦士の模範的な存在として絶賛。本来の状態に戻ればW杯本番でも大黒柱に据えるプランを描いている。

 香川にしてみれば、W杯メンバー入りのために今季残りわずか4試合となったドイツ1部リーグ戦で復帰してアピールしようと躍起になるところだが、西野監督は焦りからくる故障再発のリスクを不安視。そこで「本番前の(代表の)3試合に間に合えばいいという考えみたいだ」と同関係者が話すように、指揮官は面談を通じて現在の状態を把握した上で、香川本人にじっくり調整してW杯に照準を合わせるよう要請するとみられる。

 もちろん、他の主力選手とも会談を予定。さらにW杯1次リーグで同じH組に入ったコロンビアのFWハメス・ロドリゲス(26=バイエルン・ミュンヘン)らライバル国のエースたちにも目を光らせるが、すでに期待を寄せるFW本田圭佑(31=パチューカ)とともに、かつてのダブルエースが西野ジャパンの核となるのは間違いなさそうだ。

最終更新:4/20(金) 16:32
東スポWeb