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人気の大企業を3年で辞めた若者はその後どうなったのか

4/20(金) 11:15配信

投信1

新しい年度が始まる4月。新入社員がフレッシュな気持ちで社会人生活をスタートする一方で、入社して数年で辞めてしまう若者もいます。なぜ、それほどの短い期間で辞めてしまうのでしょうか。

日系金融機関に入社後、2年1か月で退職

A氏は就職活動を順調に乗り切り、日系金融機関に就職を果たしたものの入社後2年1か月で退社してしまいました。原因は何だったのでしょうか。

「一言でいえば閉鎖的な職場環境で、1日中同じ席で仕事をするのが嫌になったというのが正直なところです。昼ご飯も「シマ」と呼ばれる同じ部署の同じ班で食べに行くので、ほぼ1日同じメンバーと一緒という状態。皆いい人ばかりでしたが、息が詰まりそうでした」

昼食は社外に食べに行ってもよさそうなものですが。

「もちろん時折は同期と約束して食べに行ったり、買い物があるという理由で外に行っていましたが、便利で安いのでほとんどは社食で食べていました。ただ、毎日同じことの繰り返しだと、さすがに入社してすぐの若い年齢だと嫌気が差しますよ」

仕事内容はどうだったのでしょうか。

「仕事は資本市場関係だったので非常に勉強になりましたし、上司も丁寧に指導してくれたので、それ自体は感謝しています。ただ、資本市場の仕事は結果が明確に出ますので、市場で仕事をするからには、頑張った分の評価はほしいという欲が出てきました」

それは給与ということでしょうか。

「そうです。その点においては外資系金融機関のほうが頑張った分のリターンはよかったので、そちらに目が向いていきました」

何が不満で外資系金融機関に転職したのか

それで転職したということですか。

「はい、わずか2年と1か月です。親や知人はもう少しいてもいいのではないかと言っていましたが、先ほどもお話ししたように毎日同じ行動をするのが本当に耐えられなかったです」

「これは日本の会社だから仕方がない、と言われてしまうかもしれませんが、資本市場で働いて結果が明確に出るのに、先輩後輩関係が厳然としてあることには違和感がありました。私が配属された後に他部署から年次が上の先輩が移動してきたのですが、私同様に資本市場のことは詳しくないのに先輩風を吹かすのも嫌でしたね。そんな様々なことが積み重なって外資系に転職しました」

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最終更新:4/20(金) 11:55
投信1